【医療事務の資格】転職におすすめ3つを紹介!

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医療事務歴約20年、アラフォー1児のママで、元医療事務です。

面接受付担当も経験、陰の採用担当者でした!

こんな悩みを解決できる記事を用意しました。

医療事務の資格は国家資格ではなく、民間資格ですので、資格取得をしなくてもなることが出来ます。

しかし、資格取得をした方が就職や転職しやすいですよ。

記事の前半では『医療事務の資格取得は必要なの?』を解説し、後半では『転職におすすめの医療事務の資格3つを比較』について紹介するので、参考にしてくださいね!

この記事を読み終えることで、転職におすすめの医療事務の資格を知ることで、自分が目指したら良い医療事務の資格に出会えると思います。

医療事務の資格取得は必要なの?

医療事務の資格は民間資格の為、取得をしなくても医療事務になることは出来ます。

ただ、医療事務の資格取得をすることでのメリットがありますよ。

医療事務の資格取得で得られるメリット

  1. 医療事務の未経験でも、医療事務の基礎知識があることがアピールできる
  2. 医療機関の考えによりますが、資格手当が貰えることもある
  3. 医療事務の引継ぎがない場合、医療事務の知識があれば調べる方法がわかり、仕事を行う事が出来る
  4. 就職や転職がしやすい

医療事務は誰もが最初は未経験ですので、その未経験から医療事務に選ばれるには、履歴書や面接で自己PRが必要になります。

実際に医療事務1人募集に十数人応募があり、選んで貰うには医療事務の知識がある方が有利なこともありますよ。

また、医療事務のほとんどは、引継ぎがあまりありません。

その為、少人数体制で行っている医療機関は多いので、わからないところを聞ける先輩がすぐ居なくなってしまう可能性もあるので、医療事務の知識が全くない未経験より、医療事務の資格取得がある未経験の方が医療事務の知識がある為、仕事がスムーズに行われる可能性があると判断されることもありますね。

では、実際に医療事務の資格の種類を紹介していきます!

医療事務の資格の種類

医療事務の資格取得を目指す方向けの医療事務の資格は、たくさんあります。

  1. 診療報酬請求事務能力認定試験
  2. 医療事務技能審査試験【メディカルクラーク®】
  3. 医療事務管理士技能認定試験【医療事務管理士®】
  4. 医療情報実務能力検定試験【医療事務実務士®】
  5. 医療事務認定実務者試験【医療事務認定実務者®】
  6. 医療事務検定試験
  7. 医療事務資格
  8. 医科2級医療事務実務能力認定試験
  9. 医療保険士
  10. 医療事務技能認定試験
  11. 医科医療事務検定

医療事務の資格の種類の中で、認知度の高く転職におすすめの医療事務の資格は、診療報酬請求事務能力認定試験医療事務技能審査試験【メディカルクラーク®】医療事務管理士技能認定試験【医療事務管理士®】です。

診療報酬請求事務能力認定試験は、年2回の実施で、医療事務の資格の中で難関資格と言われています。そして、医療機関によっては資格手当が付くこともありますよ。

2つ目の医療事務技能審査試験【メディカルクラーク®】は、45年の実績と信頼があり、受験者数が多く認知度が高い試験です。その為、資格取得をしている方も多くいますね。

3つ目の医療事務管理士技能認定試験【医療事務管理士®】は、日本で最初の医療事務の資格なので医療機関でも認知度が高い試験です。現在は、在宅試験になっているので、受験しやすくなりました。

次は、転職におすすめの医療事務の資格を比較していきます!

転職におすすめの医療事務の資格3つを比較

おすすめの資格3つを表にして比較してみました。

診療報酬請求事務能力認定試験 医療事務技能審査試験【メディカルクラーク®】 医療事務管理士技能認定試験【医療事務管理士®】
主催 公益財団法人 日本医療保険事務協会 一般財団法人 日本医療教育財団  JSMA 技能認定振興協会
受験資格 特になし 特になし 特になし
試験内容  ☑学科問題(医療保険制度・公費負担医療制度の概要、保険医療機関等・療養担当規則等の基礎知識、診療報酬等・薬価基準・材料価格基準の基礎知識、医療用語及び医学・薬学の基礎知識、医療関係法規の基礎知識、介護保険制度の概要)5者択一式のマークシート方式
☑実技試験(レセプト作成を外来1問・入院1問)
☑実技Ⅰ患者接遇/筆記(記述式)/2問
☑学科医療事務知識(医療保険制度、高齢者医療制度、公費負担医療制度、介護保険制度、医事法規一般、医事業務、診療報酬請求業務、医学一般、薬学一般、診療録)/筆記(択一式)/25問
☑実技Ⅱ診療報酬請求事務/診療報酬明細書点検/4問
☑学科試験(法規(医療保険制度・公費負担医療制度等についての知識)、保険請求事務(診療報酬点数の算定・診療報酬明細書の作成・医療用語等の知識)、医学一般(臓器・生理機能・傷病等についての知識))(マークシート形式10問)
☑実技試験(レセプト点検1問・レセプト作成外来1問・入院1問)
実施時期 年2回(7月・12月)日曜日または祝日 (医科)年12回(毎月) ☑在宅試験=年12回(毎月の第4土曜日翌日の日曜日)
☑IBT試験=受験料の決済完了後から2週間以内
試験会場 札幌市、仙台市、さいたま市、千葉市、東京都、横浜市、新潟市、金沢市、静岡市、名古屋市、大阪府、岡山市、広島市、高松市、福岡市、熊本市、那覇市 在宅試験
※受験は日本国内のみ
※団体受験校については学校からの案内を確認
☑在宅試験
☑IBT試験
試験時間 180分 ☑実技Ⅰ 50分
☑学科60分
☑実技Ⅱ 70分
試験持ち込み  試験場への診療報酬点数表、その他の資料の持ち込みは自由 実技Ⅰ以外は、診療報酬点数表、その他の資料持ち込み可能
合格率 (医科)
30%前後
50-60% 50%くらい
合格基準 (医科)
学科100点満点中70点以上
実技100点満点中85点以上
学科試験および実技試験Ⅰ・Ⅱ、すべての得点率が70%に達した時点で合格となる(3科目すべてを受験したうえで、得点率70%に達した科目は、6ヶ月間に限り受験免除) ☑実技試験=各分野で約60%以上の得点をし、且つ、合計で約80%以上
☑学科試験=約80点以上
※実技・学科とも合格基準に達した場合に合格と判定
受験料 9,000円(税込) 7,700円(税込)  7,500円(税込)

転職におすすめ医療事務の資格はどれを取得を目指したら良い?

診療報酬請求事務能力認定試験、医療事務技能審査試験【メディカルクラーク®】、医療事務管理士技能認定試験【医療事務管理士®】のそれぞれ特徴と、おすすめな方を紹介しますね!

診療報酬請求事務能力認定試験がおすすめな方

公式のホームページを見る

  • 履歴書の書類選考で医療事務の知識があることをアピール出来る資格を取りたい
  • 病院の外来算定・入院算定の仕事につきたい
  • 厚生労働省が認定した試験を受けて自己アピールをしたい

診療報酬請求事務能力認定試験は、医療事務の資格の中でも難易度が一番高く、厚生労働省が認定した試験なので、就職や転職に有利な医療機関もあります。

その為、難易度の高くない医療事務の資格取得をしてから、スキルアップで診療報酬請求事務能力認定試験を受験をする方も多いですよ。

医療事務技能審査試験【メディカルクラーク®】がおすすめな方

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  • 認知度の高い医療事務の資格試験を受験したい
  • 病院の受付の仕事を行いたい
  • レセプト点検の仕事を行いたい

医療事務技能審査試験は、45年の実績と信頼があり、合格すると得すると【メディカルクラーク®】の称号が得られます。

その為、医療事務の資格の中でも認知度が高い資格試験ですよ。

また、病院の受付の仕事に就きたい場合は、患者接遇が一番難しく、医療事務技能審査試験の実技試験Ⅰは、患者接遇問題が出題され、実際に病院で働いた時の、患者接遇が勉強出来ます。

医療事務管理士技能認定試験【医療事務管理士®】がおすすめな方

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  • 医療事務の専門知識を身につけたい
  • 面接で医療事務の知識があることをアピール出来る資格を取りたい
  • 病院の受付・外来算定・入院算定の仕事につきたい

医科医療事務管理士技能認定試験は、日本で最初の医療事務の資格として認知度も高く、資格取得をすると【医療事務管理士®】の称号を得られます。

その為、認知度も高く、レセプト点検とレセプト作成の実技試験がある為、専門知識を身につけたい方におすすめな資格試験ですよ。

独学で勉強!おすすめのテキストを紹介

医療事務の資格取得を独学で目指す場合は、自分にあったテキストや参考書を用意して勉強をしましょう!

その為、医療事務の資格を独学で勉強するのに用意した方が良いおすすめのテキストを紹介していきます。

1つずつ紹介します。

①診療報酬請求事務能力認定試験の資格の本を購入して勉強する

診療報酬請求事務能力認定試験対策のテキストはたくさん売られているので、自分がみやすいものを購入して勉強してみると良いですよ。

「診療報酬請求事務能力認定試験」受験対策と予想問題(医学通信社)


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私は、この予想問題が使いやすかったので使用して勉強をしていました。

②保険診療基本法令テキストブックを購入して勉強する

保険診療基本法令テキストブックは学科試験対策に必要なことが書いてありますよ。

保険診療基本法令テキストブック(社会保険研究所)

③レセプト作成テキストブックを購入して勉強する

実技試験対策で、レセプト作成テキストブックは必要ですね!

レセプト作成テキストブック(社会保険研究所)

④レセプト総点検マニュアルを購入して勉強する

レセプト点検の実技試験がある場合(メディカルクラークや医療事務管理士)は、総点検マニュアルで勉強をすると理解が深まると思いますよ。

レセプト総点検マニュアル(医学通信社)


⑤診療報酬点数本を用意する

医療事務の資格試験を受ける場合は、診療報酬点数本は必要になります。

その為、試験時に使いやすいように、自分に合った点数本を用意した方が良いですよ。

診療点数早見表(医学通信社)

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私は職場でも使用していて、色がついているので使いやすくて好きです。

医科診療報酬点数表(社会保険研究所)

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昔、一緒働いていた医療事務の先輩はシンプルな点数本が好きでした。

自分で重要なところに色を付けて使用していました。カラーではないです。

⑥自分で医療事務の資格の本や参考書を選んで勉強する

最終的には自分が勉強をして理解出来ないと資格取得は難しいので、自分にあったテキストに出逢えると良いですね!

どの医療事務講座を受講したら良い?

目指す医療事務の資格によって、受講した方が良い医療事務講座は違います。

診療報酬請求事務能力認定試験

医療事務の講座 たのまなヒューマンアカデミー医療事務通信講座 ヒューマンアカデミーオンライン医療事務講座 フォーサイトのスマホで学べる診療報酬請求事務能力認定講座
通学・通信・受講料 通信78,000円(税込) 入学金33,000円(税込)
オンライン357,060円(税込)
通常セット42,800円(税込・送料別)
受講期間 在籍12ヶ月 約11ヶ月 試験対策の年月の本試験の前日まで
目指せる資格 ☑診療報酬請求事務能力認定試験
☑医療事務認定実務者試験【医療事務認定実務者®】
☑診療報酬請求事務能力認定試験
☑医科2級医療事務実務能力認定試験
☑2級医療秘書実務能力認定試験
☑医療事務OA実務能力認定試験
☑電子カルテオペレーション実務能力認定試験
☑診療報酬請求事務能力認定試験

診療報酬請求事務能力認定試験は、医療事務の資格試験の中でも難関資格と言われているので、独学で勉強をして受験をすることが出来ますが、医療事務の初心者は、医療事務講座を受講した方が資格取得への近道ですよ。

私のおすすめの医療事務講座は、たのまなヒューマンアカデミー医療事務通信講座です。

その理由は、eランニングでスキマ時間にスマホで勉強をすることが出来るので、勉強がしやすいから。

また、医療事務認定実務者試験を自宅で受験をして、スキルアップで診療報酬請求事務能力認定試験を目指すことが出来るカリキュラムになっているので、たのまなヒューマンアカデミー医療事務通信講座は、医療事務の初心者向けですよ。

でも、医療事務のことを総合的に勉強をしたいのであれば、ヒューマンアカデミーオンライン医療事務講座で、最大6つの資格取得を目指すカリキュラムになっていて、オンラインで受講できます。

気になる方は、ヒューマンアカデミーオンライン医療事務講座のオンライン説明会を受講してみると良いですよ。

もうとにかく、診療報酬請求事務能力認定試験だけを目指したいのであれば、フォーサイトのスマホで学べる診療報酬請求事務能力認定講座です。

試験対策の年月の本試験の前日までが受講期間なので、独学で勉強が不安な方は、フォーサイトのスマホで学べる診療報酬請求事務能力認定講座が、おススメです。

医療事務技能審査試験【メディカルクラーク®】

医療事務の講座  ニチイの医療事務講座【医科】通学コース ニチイの医療事務講座【医科】通信コース ニチイの医療事務講座【医科コンピュータセット】通学 ニチイのメディカルドクターズクラーク講座【一般コース】
通学・通信・受講料 通学91,850円(税込) 通信47,850円(税込) 通学147,248円(税込) 通学175,134円(税込)
受講期間 3ヶ月 3ヶ月 4ヶ月 4ヶ月
目指せる資格 ☑医療事務技能審査試験【メディカルクラーク®】 ☑医療事務技能審査試験【メディカルクラーク®】 ☑医療事務技能審査試験【メディカルクラーク®】
☑医事オペレータ技能認定試験【メディカルオペレータ】
☑医療事務技能審査試験【メディカルクラーク®】
☑医師事務作業補助技能認定試験【ドクターズクラーク®】

医療事務技能審査試験【メディカルクラーク®】は、総受験者数は163万人、合格者数は92万人を超えているので、未経験から医療事務の資格取得を目指しやすい資格試験です。

独学で勉強をして受験をすることが出来ますが、ニチイの医療事務講座【医科】通学コースニチイの医療事務講座【医科】通信コースを受講すると資格取得への近道ですよ。

また、ニチイの医療事務講座【医科】通学コースニチイの医療事務講座【医科】通信コースを受講すると、就職支援も行っているので、実際に医療事務の仕事に就きたい方は、就職先が見つけやすいですので、受講を検討してみては?

実際に医療事務になるとPCスキルも必要になって来るので、時間とお金が許すのであれば、医療事務技能審査試験と医事オペレータ技能認定試験が目指せるニチイの医療事務講座【医科コンピュータセット】通学の受講がおすすめです。

医療事務管理士技能認定試験【医療事務管理士®】

医療事務の講座 大栄の医療事務合格コース【通学】 大栄の医療事務合格コース【通信】 ソラストの医療事務講座【マスターコース】
通学・通信・受講料 入学金22,000円(税込)
通学83,600円(税込)
通信83,600円(税込) 通信54,800円(税込)
受講期間 4ヶ月 5ヶ月  2~5ヶ月
目指せる資格 ☑医療事務管理士技能認定試験【医療事務管理士®】 ☑医療事務管理士技能認定試験【医療事務管理士®】 ☑医療事務管理士技能認定試験【医療事務管理士®】

医療事務管理士技能認定試験【医療事務管理士®】は、日本で最初の「医療事務の資格」として、幅広く医療機関に認知された資格試験です。

独学で勉強をして受験をすることが出来ますが、大栄の医療事務合格コース【通学】大栄の医療事務合格コース【通信】ソラストの医療事務講座【マスターコース】を受講すると資格取得への近道ですよ。

また、大栄の医療事務合格コース【通学】大栄の医療事務合格コース【通信】を受講すると、診療報酬請求事務能力認定試験も目指せるので、最終的に診療報酬請求事務能力認定試験を受験したいのであれば、大栄の医療事務合格コース【通学】大栄の医療事務合格コース【通信】の受講を検討してみては?

まとめ:医療事務の資格取得に迷ったら資料請求をしてみよう!

上記で紹介した『医療事務の資格取得は必要なの?』と『転職におすすめの医療事務の資格3つを比較』を参考にしてみて下さい!

転職におすすめの医療事務の資格試験

  1. 診療報酬請求事務能力認定試験
  2. 医療事務技能審査試験【メディカルクラーク®】
  3. 医療事務管理士技能認定試験【医療事務管理士®】

あくまでも私の経験上ですので、ご了承ください。

どの医療事務講座を受講するか?悩んでいる場合は、無料で医療事務講座の資料請求をして講座を比較してから、受講を検討してみても良いかもしれません!

私のおすすめの医療事務通信講座は『たのまなヒューマンアカデミー医療事務通信講座』です。

医療事務認定実務者試験と診療報酬請求事務能力認定試験の資格取得を自宅に居ながら勉強できるので、気になる方はチェックしてみて下さいね!

たのまなヒューマンアカデミー医療事務通信講座を見る>>

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