医科医療事務検定は何種類あるの?正式名称と履歴書に記載する方法

tomeoffice

医療事務歴約20年、アラフォー1児のママで、元医療事務です。

面接受付担当も経験、陰の採用担当者でした!

こんな悩みを解決できる記事を用意しました。

この記事は、医療事務検定試験の受験を考えていて、どう勉強したら良いのか?資格取得後の履歴書の書き方がわからないなど、医療事務検定試験に関する疑問を解決します。

記事の前半では『医科医療事務検定は何種類ある?』を解説し、後半では『勉強方法』を紹介するので、参考にしてくださいね!

この記事を読み終えることで、医療事務検定試験に関する悩みが減ると思いますよ!

無料で医療事務講座の資料請求をする>>

医科医療事務検定は何種類ある?

『医療事務検定』と名前がついている検定試験は4種類です。

受験料や受験会場など違ってきますので、紹介しますね。

医療事務検定試験【日本医療事務協会】とは?合格率と試験内容

公式のホームページを見る

医療事務検定試験【日本医療事務協会】は、難易度が高くない為、医療事務の初心者でもチャレンジしやすい資格試験です。

階級はなく、一般受験者も受験資格がありので、独学で勉強をして受験をすることも出来ますよ。

難易度
医療事務検定試験
(1.0)
特徴 ☑医療事務全般の基本的な知識と技術が審査される
☑日本医療事務協会が認定する団体の講座を受講した方が受験しやすい
☑日本医療事務協会の医療事務講座で学べば就職支援あり
主催 日本医療事務協会
受験資格 ☑日本医療事務協会が認定する団体の講座の受講者
☑受験申請のあった高校・専門学校・短期大学・大学等
☑受験申請のあった一般受験申込み者
試験内容 ☑学科試験・2題(正誤問題20問、記述式5問)(医療保険制度の概要、高齢者医療制度、公費負担医療制度(生活保護)、保険医療機関の受付事務と請求事務、保険診療に関連する法規、診療報酬点数表(医科)より、点数算定の基礎について調剤報酬算定に関わる基礎知識
☑実技試験・医療費の計算(会計欄)2題(外来1題、入院1題)作成(基本診療料、医学管理、在宅医療(往診)、検査、画像診断、投薬、注射、リハビリテーション、処置、手術、麻酔、病理診断)
実施時期 詳しくはお問合せ下さい
試験会場 全国各地・会場受験
通信は在宅試験
試験持ち込み 持ち込み可能
試験時間 120分
合格率 80%前後
合格基準 問題の総得点の70%程度を基準として、問題の難易度で補正した点数以上の得点の者。
受験料 7,700円(税込)
おすすめ
医療事務講座
日本医療事務協会の医療事務講座【通学】
日本医療事務協会の医療事務講座【通信】
通学・通信・受講料 通学60,500円(税込)
通信37,400円(税込)
受講期間 通学➡5日間(5時間×2日・6時間×3日)
通信➡最短1ヶ月・約3ヶ月
医事コンピュータ講座 日本医療事務協会の医療事務+コンピュータ講座【通信】
通信72,600円(税込)

学科試験は、正誤問題20問・記述5問が出題されます。

  1. 医療保険制度の概要
  2. 高齢者医療制度
  3. 公費負担医療制度(生活保護)
  4. 保険医療機関の受付事務と請求事務
  5. 保険診療に関連する法規
  6. 診療報酬点数表〔医科〕より、点数算定の基礎について

実技試験は、医療費の計算(会計欄)2題 と(外来1題、入院1題)作成が出題されます。

  1. 基本診療料
  2. 医学管理
  3. 在宅医療(往診)
  4. 検査
  5. 画像診断
  6. 投薬
  7. 注射
  8. リハビリテーション
  9. 処置
  10. 手術
  11. 麻酔
  12. 病理診断

問題の総得点の70%程度を基準として、合格率も80%なので、難易度も高くなく医療事務の初心者でもチャレンジしやすい資格試験ですよ。

一般受験者も受験資格がありので、独学で勉強をして受験をすることも出来ますが、日本医療事務協会の医療事務講座を受講した方が受験しやすいです!

実際に、仲間と一緒に学びたい方は、日本医療事務協会の医療事務講座【通学】がおすすめ!5日で受講できるので最短で学ぶことが出来ますよ。

また、受験は会場受験で行われますが、日本医療事務協会の医療事務講座【通信】を受講すると医療事務検定試験を在宅で受験できるのも魅力的ですね!

あと、PCスキルが不安な場合は、日本医療事務協会の医療事務+コンピュータ講座【通信】の受講がおすすめです!

その理由は、医療事務検定試験と医事コンピュータ能力技能検定試験を在宅で受験できますよ。

気になる方が、無料資料請求をして受講を検討してみては?

医療事務検定試験【日本医療事務協会】を資格取得することでのメリット

医療事務の資格は、どれも民間資格ですが、資格取得をすることでのメリットは、もちろんあります。

医療事務検定試験は、他の医療事務の資格試験よりかは認知度が低いのです。

しかし、難関資格に何度もチャレンジをして合格が出来ないと、履歴書に記載をすることも出来ずに、いくら勉強をしても医療事務の基礎知識があると判断されることは難しいです。

その為、少し難易度の低い医療事務の資格試験を目指すことで、資格取得への道も難関資格よりも近くなります。

実際に、面接時に何か1つでも医療事務の資格取得をしていることで、自分に自信が持てて、面接でもアピール出来ますよ。

最終的には、自分に自信を持ちながら、医療事務の面接に挑み、医療事務になることなのであれば、難易度の低い医療事務の資格取得から目指してみてはどうでしょうか?

医療事務検定試験【日本医療事務協会】の勉強方法

医療事務検定試験【日本医療事務協会】は、診療報酬点数表やその他の資料の持ち込みは自由です。

ただ、資料を持ち込めますが、調べるのに時間がかかると試験時間がドンドン過ぎてしまいますので、持ち込む資料も調べやすいように付箋をつけるなど工夫すると良いですよ。

実際に、医療事務検定試験【日本医療事務協会】の勉強方法を紹介します。

試験対策の医療事務講座を受講する

医療事務の知識が全くない方は、医療事務検定試験【日本医療事務協会】対策講座を受講して勉強をした方が理解が深まります。

理由は、独学でも勉強をすることは出来ますが、医療事務講座を受講すると短期間で学習ができ、疑問が出てきても質問が出来るので、おススメですよ。

医療事務検定試験【日本医療事務協会】対策を行っている日本医療事務協会の医療事務講座【通学】は、5日間で受講ができ、仲間と一緒に学びたい方向けですよ。

また、受験は会場受験で行われますが、日本医療事務協会の医療事務講座【通信】を受講すると医療事務検定試験を在宅で受験できるのも魅力的ですね!

あと、PCスキルが不安な場合は、日本医療事務協会の医療事務+コンピュータ講座【通信】の受講がおすすめです!

その理由は、医療事務検定試験と医事コンピュータ能力技能検定試験を在宅で受験できますよ。

独学で勉強をする

医療事務検定試験【日本医療事務協会】は、受験資格に『受験申請のあった一般受験申込み者』と記載が有る為、独学で勉強をして受講をすることも出来ます。

しかし、『日本医療事務協会が認定する団体の講座の受講者』の方が、試験対策もできるのでおすすめです。

実際に、独学で勉強をしたいのであれば、市販の医療事務のテキストや問題集をしようして、勉強することが出来ますよ。

初めに、問題集は1冊使いやすいのを選んで、同じ問題を何度も解いてみて、それでも理解が出来ないのであれば、医療事務講座の受講を検討した方が、資格取得への近道ですよ。

医療事務検定試験【日本医療事務協会】と他の医療事務の資格との違い

医療事務検定試験以外に、他の医療事務の資格取得を目指そうか?悩んで居られる方も多いと思いますので、

医療事務検定試験と他の医療事務の資格の違いを紹介しますね!

別記事になっていますので参考になれば嬉しいです。

他の医療事務の資格取得と迷っている場合は、受験対策講座も替わってきますので、無料で医療事務講座の資料請求をして検討してみても良いかもしれません。

医療事務検定試験【日本医療事務協会】の資格取得後の履歴書の書き方

医療事務検定試験の資格取得をした場合、履歴書に記載し、アピールすることが可能です。

履歴書に資格を書く場合は、略称ではなく、正式名称と日付を記載します。

令和〇〇年〇〇月〇〇日 日本医療事務協会主催 医療事務検定試験 合格

医療事務検定試験は、国家資格ではなく民間資格で、種類が沢山あるので、主催は記載した方が相手に伝わりますよ。

また、履歴書の書き方に不安を感じたり、書類選考に通らなくて悩んでいる方は、転職エージェントの利用をお勧めします。

無料で、書類審査が通りやすい履歴書や面接のアドバイスを貰えるので、気になる方は、無料登録を検討してみては?

女性の転職マイナビAGENTの無料転職相談を見る>>

医科医療事務検定【ANMC全国医療技能検定協議会】とは?

公式ホームページを見る

医科医療事務検定【ANMC全国医療技能検定協議会】は、1級、2級、3級があります。

特徴 ☑医療保険の仕組み、治療費の計算方法、診療報酬請求の仕組みなど病院等で必要とされている専門知識を証明する検定試験
☑級がある医療事務の検定試験
主催 ANMC 全国医療技能検定協議会
受験資格 特になし
試験内容 ☑1級⇒入院・外来ともに請求事務を幅広くこなせる深い知識・技能を有し、あらゆる治療内容の点数算定について広く理解できるか問われる試験
☑2級⇒応用的な治療を把握し、外来の明細書(レセプト)に正確な記入ができるか問われる試験
☑3級⇒医療保険制度等が理解でき、基本的な治療内容を把握し、受付・会計ができるが問われる試験
実施時期 試験日程等の詳細は、協会へお問い合わせ下さい。
試験会場 会場試験
試験時間 ☑1級(実技)⇒120分
☑1級(学科)⇒10分
☑2級⇒90分
☑3級⇒60分
受験料 ☑1級(実技)⇒3,800円(税込)
☑1級(学科)⇒2,200円(税込)
☑2級⇒4,500円(税込)
☑3級⇒3,800円(税込)
医療事務講座 福岡メディカルスクール

医科医療事務検定(1級・2級・3級)ANMC 全国医療技能検定協議会の資格取得をした後、履歴書に資格を書く場合は、略称ではなく、正式名称と日付を記載します。

令和〇〇年〇〇月〇〇日 医科医療事務検定3級 合格(主催・ANMC全国医療技能検定協議会)

令和〇〇年〇〇月〇〇日 医科医療事務検定2級 合格(主催・ANMC全国医療技能検定協議会)

令和〇〇年〇〇月〇〇日 医科医療事務検定1級 合格(主催・ANMC全国医療技能検定協議会)

医科医療事務検定試験【一般社団法人日本医療報酬調査会】とは?

公式ホームページを見る

医科医療事務検定試験【一般社団法人日本医療報酬調査会】は、1級、2級、3級があります。

特徴 ☑医科医療事務検定1・2・3級検定試験は、診療報酬請求事務能力認定試験を目指す方々へのステップアップに最も適している
☑級がある医療事務の検定試験
主催 一般社団法人 日本医療報酬調査会
受験資格 特になし
試験内容 ☑1級⇒外来及び入院の応用的な治療を把握し、明細書に正確な記入。
基本的な治療内容から病名を判断。
外来・入院カルテ各1枚を出題。
☑2級⇒医療保険制度等を理解でき、外来における幅広い治療内容を把握し、明細書に正確に記入。
学科問題(医療保険制度等)1枚、外来カルテ1枚を出題。
☑3級⇒外来診療における診療報酬点数請求の基礎を理解。
外来カルテ2枚(内1枚は穴埋形式)を出題。
実施時期 実施校によってことなる
試験会場 会場試験
試験時間 各級とも90分
受験料 ☑1級⇒6,290円
☑2級⇒5,780円
☑3級⇒5,250円
過去問で勉強 医科医療事務検定試験の過去問

医科医療事務検定試験(1級・2級・3級)一般社団法人 日本医療報酬調査会の資格取得をした後、履歴書に資格を書く場合は、略称ではなく、正式名称と日付を記載します。

令和〇〇年〇〇月〇〇日 医科医療事務検定試験3級 合格(主催・一般社団法人 日本医療報酬調査会)

令和〇〇年〇〇月〇〇日 医科医療事務検定試験2級 合格(主催・一般社団法人 日本医療報酬調査会)

令和〇〇年〇〇月〇〇日 医科医療事務検定試験1級 合格(主催・一般社団法人 日本医療報酬調査会)

医科医療事務検定試験【医療福祉教育振興グループ日本医療事務検定協会】とは?

公式ホームページを見る

特徴 ☑能力を認定することにより医療系事務従事者の資質の向上と、医療現場の効率化を図り医療サービスに貢献することを目的
☑級がある医療事務の検定試験
主催 医療福祉教育振興グループ 日本医療事務検定協会
受験資格 特になし
試験内容 ☑ 1級⇒入院並びに外来の幅広く深い算定知識を有し、あらゆる複雑なカルテ症例より正しくレセプトを作成することが出来ることが問われる試験
☑2級⇒基本的な入院診療並びにやや複雑な外来診療の算定知識を有し、あらゆるカルテ症例より正しくレセプトを作成することが出来ることが問われる試験
☑3級⇒医療保険や診療報酬制度の概要を理解している。
また、基本的な外来診療の算定知識を有し、あらゆるカルテ症例より正しくレセプトを作成することが出来ることが問われる試験
実施時期 年3回
試験会場 会場試験
試験時間 各級120分
受験料 ☑ 1級⇒6,300円
☑2級⇒5,300円
☑3級⇒4,200円
過去問で勉強 医科医療事務検定試験の過去問

医科医療事務検定試験(1級・2級・3級)医療福祉教育振興グループ 日本医療事務検定協会の資格取得をした後、履歴書に資格を書く場合は、略称ではなく、正式名称と日付を記載します。

令和〇〇年〇〇月〇〇日 医科医療事務検定試験3級 合格(主催・医療福祉教育振興グループ 日本医療事務検定協会)

令和〇〇年〇〇月〇〇日 医科医療事務検定試験2級 合格(主催・医療福祉教育振興グループ 日本医療事務検定協会)

令和〇〇年〇〇月〇〇日 医科医療事務検定試験1級 合格(主催・医療福祉教育振興グループ 日本医療事務検定協会)

まとめ:勉強方法に迷ったら医療事務講座を検討してみよう!

上記で紹介した『医療事務検定試験の勉強方法』を実践していただくと資格取得への近道。

『医療事務検定試験の資格取得後の履歴書の書き方』を実践していただくと、履歴書に医療事務の資格取得を正式名称で書くことが出来ると思います。

  1. 医科医療事務検定は4種類ある
  2. 医療事務検定試験【日本医療事務協会】は、日本医療事務協会の医療事務講座【通学】日本医療事務協会の医療事務講座【通信】を受講を検討した方が資格取得への近道
  3. 医療事務検定試験の資格取得後の履歴書に記載する時は、略称ではなく、正式名称で記載する
  4. 履歴書の記載に不安を感じたり、書類選考が通らず悩んでいる場合は、転職サイトを検討しよう

医療事務検定試験の資格取得を目指す目的は、医療事務になることだと思います。

資格取得をしたからと言って、実際に医療事務になることも難しいので、履歴書の書き方に不安を感じたり、書類選考に通らなくて悩んでいる方は、転職サイトの利用がお勧めです。

面接のアドバイスや、書類審査が通りやすい履歴書の書き方もアドバイスが貰えるので、無料登録を検討してみては?

女性の転職マイナビAGENTの無料転職相談を見る>>

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です