調剤事務認定実務者テキストは何処で購入する?独学の勉強方法

tomeoffice

医療事務歴約20年、元医療事務です。(そのうち調剤薬局事務歴約4年)

こんな悩みを解決できる記事を用意しました。

この記事は、調剤事務認定実務者の受験を考えていて、独学で勉強するのは難しい?テキストや過去問を何処で入手できるのか?に関する疑問を解決します。

記事の前半では『調剤事務認定実務者を独学で勉強するメリット・デメリット』を解説し、後半では『独学で調剤事務認定実務者の勉強方法』と『調剤事務認定実務者のテキストや問題集は何処で購入する?』を解説するので、参考にしてくださいね!

この記事を読み終えることで、調剤事務認定実務者の勉強方法がイメージ出来ると思います。

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調剤事務認定実務者試験はどんな試験内容?

公式のホームページを見る

特徴 ☑介学科および実技問題を通して、調剤薬局における各種制度、調剤事務業務の流れ、調剤報酬に関する知識、および調剤報酬明細書の作成技能を客観的に判断する試験
☑独学で勉強をして受験をすることも出来る
☑全てマークシート形式の試験なので初心者向け
主催 全国医療福祉教育協会
受験資格 特になし
試験内容 ☑学科試験(マークシート形式15問)医療関連法規に関する知識、薬理・薬剤に関する知識、調剤報酬請求に関する知識
☑実技試験(マークシート形式2問)調剤報酬明細書作成
実施時期 ☑在宅試験は毎月開催
☑会場試験は実施する認定機関が試験日を決定
試験会場 ☑一般受験と認定通信受講生は在宅試験
☑認定通学受講生は会場試験
試験持ち込み 参考資料、ノート等の資料、電卓
試験時間 90分
合格率 60-80%
合格基準 学科、実技それぞれ正答率6割以上を合格
問題の難易度等により変動する場合があり
受験料 ☑一般受験(一般):5,000円(税込)
☑団体受験(認定機関の通信、通学受講生):4,500円(税込)

調剤事務認定実務者試験の学科試験は、医療関連法規に関する知識、薬理・薬剤に関する知識、調剤報酬請求に関する知識が15問出題され、実技試験は、調剤報酬明細書作成が2問出題され、学科実技ともマークシート形式で、合格基準がそれそれ正答率6割以上の為、初心者にも受験しやすい資格試験です。

その為、市販のテキストを購入して独学で勉強をして受験をすることも出来ますよ。

調剤事務認定実務者を独学で勉強するメリット・デメリット

調剤事務認定実務者試験の受験資格は、問わないので独学で勉強をして受験をすることも出来ます。

ですが、調剤薬局事務の知識がないと独学で勉強を続けて行くことが難しいことも・・・

独学で勉強をするか?調剤薬局事務講座を受講するか?悩まれて居られる方へ、独学で勉強するメリットとデメリットを紹介します。

独学で勉強するメリット

独学で勉強するメリットは「費用を掛けずに勉強できる」ことだと思います。

調剤薬局事務講座は、PCスキルも一緒に身につけられて資格を目指すものや、就職支援も行っている場合があるので、受講料が高めです。

初期費用がなく、調剤薬局事務の勉強をしたい場合は、独学で市販のテキストを購入して「自分のペースで勉強をする」ことが出来ます。

自分のペースで学習計画を立てられる方は、独学で勉強をすることも出来ると思いますよ!

どんなテキストを用意して勉強をしたら良いのか?は『調剤事務認定実務者のテキストや問題集は何処で購入する?』で紹介しますね!

独学で勉強するデメリット

独学で勉強するデメリットは「自分で学習計画を立てる必要があり、挫折しやすい」ことだと思います。

最初は、テキストや参考書を購入して、やる気を保てますが、自分で計画を立てて勉強をし続けることが難しいとも・・・

せっかく、費用を掛けたくなくて、独学で勉強をしたけど、結局は調剤薬局事務講座を受講することになって、再度指定のテキストを購入することになって、費用が余計に掛かってしまう事も・・・

「自分で計画を立てるのが難しい」「仲間と一緒に勉強をした方が勉強しやすい」場合は、調剤薬局事務講座の受講を検討してみた方が、結局は費用を掛けずに勉強できるかもしれません。

ユーキャンの調剤薬局事務講座のテキストを使用して、勉強をすることは出来るので、独学が難しいのであれば、受講を検討してみては?

独学で調剤事務認定実務者の勉強方法

調剤事務認定実務者試験の資格取得を独学で目指す場合、自分でテキストや参考書を用意して、学習計画を自分で決める必要があります。

その理由は、自分で計画を立てて勉強をすすめないと資格取得は難しいから・・・

1つずつ解説していきます。

独学の勉強時間と勉強期間

独学で調剤事務認定実務者試験の資格取得を目指す場合は、調剤薬局事務講座の倍の時間がかかると思って勉強計画を立てましょう!

それは、調剤薬局事務講座は、解らないところは質問出来ますが、独学の場合は自分で調べる必要があるから、どうしても時間が掛かってしまいます。

実際に市販のテキストを購入して、勉強時間1日1~2時間を毎日行って、理解出来るのに6ヶ月から1年くらいかかると思って計画を立てましょう!

また、2年に1度点数改訂があるので、その時期に試験を受ける場合は、新点数の点数本や参考資料を用意する必要がありますので気を付けましょう!

自分で勉強をする前に、試験を受ける日にちを決めて、計画を立ててから勉強を始めると、合格への近道です。

学科試験の勉強方法

調剤事務認定実務者試験は在宅試験の為、期日までに郵送する必要があります。

合格基準は、学科、実技それぞれ正答率6割以上を合格としているため、計画を持って勉強しましょう!

実際に、テキストの持ち込みOKの試験なので、内容をすべて覚える必要はありませんが、期日まで問題を解き終わらなければならないので、マーカーペンや付箋などを活用して、何処に何が書いてあるのか?見やすいテキスト作りをした方が試験時の調べる時間短縮になりますよ。

では、学科試験の勉強方法を紹介しますね。

学科試験対策のテキストを用意する
テキストを最後まで読む。

実際に試験内容はどんな感じか?どんな問題が出題されるかな?を理解する為に、最後まで一読する。

学科試験対策のテキストをじっくり読む
じっくりテキストを読んで、重要なところをマーカーペンで線を引く。  試験中に調べやすいように付箋をつける。

重要かな?自分は覚えられないかもしれないところをマーカーペンや付箋をつけて自分用のテキストを作る。

学科試験対策のテキストを後ろから読む
テキストの後ろに要点が書いてあるものが多いので、テキストの後ろから読む。

テキストにもよりますが、テキストの後ろには「まとめ」で要点だけ書いてあるところあるので、テキストの後ろをよく読むと理解しやすいことも多いので、前から読んだら、後ろから読んでみる。

試験対策の問題集を用意する
市販の試験対策の問題集の問題を1題ずつ読みながら解答を移して読んで覚える。

ある程度、調剤薬局事務の知識があり、試験を受けて実力を試したい場合以外は、最初から問題集の問題を解いていくと、わからなさすぎて、挫折をしてしまうと思うので、最初は問題を1題ずつ読みながら解答を移して読んで、セットで覚える。

正解を覚えてから、実際に解いてみると良いですよ。

試験対策の問題集を実際に解く
1度、問題と解答をセットで覚えて、自分が理解しているか?を知る為に、解答をみずに、自分で調べて問題を解いてみる。

実際に自分で解いてみると、間違えたところ、わからなかったところは理解していないところと気づくことが大切!

間違えたところ・わからなかったところ
間違えたところ、わからなかったところを印をつけて、重要!と自分で判断し、そこを重点的に勉強する。
同じ問題を何度も解いてみる
1つの問題の間違えたところ、わからなかったところがなくなるまで、何度も解いてみる。

実際に似たような問題が試験に出ても、試験中に調べなくても答えられれば、学科試験の時間配分が減って実技試験に回せますよ!

違う問題も解いてみる
間違えたところ、わかならかったところがなくなったら、違う問題を解いてみる。

同じように解答を書き写して、問題と解答をセットで覚えてから、自分で解いてみる。

また間違えたところ、わからなかったところを印をつけて、そこを重点的に勉強することを繰り返して行う。

独学で勉強をする場合、わからないところを誰かに聞くことは出来ないので、解答をひたすら覚える。

間違えたところを理解せずに次の問題を解いてしまうと、混乱してしまうので、間違えたところをなくしてから、次の問題を解いてを繰り返していくと段々理解出来て来ると思いますよ!

実技試験の勉強方法

では、実技試験の勉強方法を紹介しますね。

計算・算定方法を勉強する
レセプトは計算が理解出来ていないと作成出来ないので、計算・算定方法をテキストをみて勉強する。

1点は何円?小数点が出たらどうするの?覚えないとレセプト作成が出来ないので、自分でわかるように表を作ったりして、自分用のテキストを作る。

試験対策の問題集を用意する
レセプト点検と作成するので、点検と作成の問題集を用意し、最後まで読む。
解答をみて点検と作成する
問題を読んで、解答や解説を読んで、レセプト点検と作成を解答をみながら、点検と作成する。

いきなり問題を解こうとすると挫折しやすいので、解答をみながらレセプトを書き写す。

最初は何が何だかわからないが、何度か繰り返すと理解出来て来ると思うので根気が必要。

レセプト点検と作成を実際に解いてみる
解答を書き写して覚えたら、実際に過去問や問題をみてレセプト点検と作成を解いてみる。

間違えたところ、わからなかったところが自分が理解していないところなので、そこを重点的に勉強をする。

レセプト点検と作成はたくさん行うと理解も深まっていきますので、間違えたところ、わからないところは、重点的に何度も行う事で覚えられますよ!

では、実際に調剤事務認定実務者試験に必要なテキストや参考書を紹介していきますね!

調剤事務認定実務者のテキストや問題集は何処で購入する?

調剤事務認定実務者の過去問は売っていませんが、独学で勉強するにはテキストや問題集は必要ですので、どのように用意したら良いのかを紹介しますね。

市販のテキストや問題集を使用して勉強する

市販の調剤事務認定実務者のテキストや問題集は売っていないので、市販の調剤薬局事務のテキストや参考書を使用して勉強することは可能ですよ。

私のおすすめのテキストを紹介します!

1.調剤報酬請求事務 検定&実務ハンドブック(調剤薬局事務学会)

調剤報酬請求事務の基礎が学べて、レセプト作成や点検の練習問題がついているのでおすすめの1冊です。

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2.ひとりで学べる調剤報酬事務&レセプト作成例集(ナツメ社)

図解式でわかりやすいので、独学で勉強して資格取得を目指すのであれば1冊あると便利ですよ。

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3.ひとりで勉強できる調剤報酬請求事務・練習ノート(ぱる出版)

調剤薬局事務入門者向けに作られた1冊なので、独学で勉強し資格取得を目指す方向けです。

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4.保険調剤Q&A調剤報酬点数ポイント(じほう)

実際に調剤薬局事務になった時に、上司からこの本を渡され「勉強してね!」と言われた1冊。

調剤薬局事務の仕事に役立つことが記載されていて、資格試験の勉強にも使用できますよ。

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5.調剤報酬実務必携(薬事日報社)

ポッケに入る本なので、実際に仕事に就いた時、仕事中にも使用出来て便利ですよ。

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6.調剤報酬請求事務「基礎知識とレセプト作成」(一ツ橋書店)

レセプト作成の練習が出来る1冊で、問題を解くことで理解が深まりますよ。

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自分の好きなテキストや問題集を選んで勉強する

上記は、私がおすすめするテキストですが、独学で調剤事務認定実務者試験を勉強する場合、口コミなどを参考にして、自分で好きな本を選んで購入してみるのも良いと思いますよ。

それは、自分が気に入ったテキストでないと、独学で学ぶのは限界があるますので。

調剤事務の本は重たいので、ネットで本を買うと自宅に届けてもらえるので、便利です。

Amazon「調剤事務 本」を見る

楽天市場「調剤事務 本」を見る

Yahoo!ショッピング「調剤事務 本」を見る

最初から全てのテキストを用意してしまうと混乱してしまう事もあると思うので、試験対策のテキストを購入して実際に読んでみて勉強をしてみよう!と決めてから次の試験対策のテキストを検討してみると良いかと。

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調剤薬局事務講座を受講してテキストを用意する

自分でテキストを用意することが難しい場合は、調剤薬局事務講座を受講すると、試験対策が出来ますよ。

ユーキャンの調剤薬局事務講座のは、調剤薬局事務検定試験を目指す講座ですが、テキストを使用して、調剤事務認定実務者試験を勉強をすることは出来るので、独学が難しいのであれば、受講を検討してみては?

また、様々な調剤薬局事務講座の無料資料請求が出来るので、比較をしてみるのもおすすめです!

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テキスト以外で勉強に必要な物を用意する

テキスト以外にも必要な物があるので、紹介します。

①電卓

実技試験では、電卓が必要になるので、自分の使いやすい物を1つ用意すると良いですよ!

個人的には▶の付いている電卓が使用しやすいです。

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②シャープペン2本

実際に試験時に必要になるので、シャープペンは書きやすいものを2本あった方が安心です。

芯を足すのも忘れずに!

途中で芯がなくなって慌ててしまうこともあるので、予備は必須。

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③消しゴム

消しゴムは細いものが、レセプト時に使いやすいですよ。

職場でも使用しているのですが、個人的には角の方が折れにくく使いやすいです。

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④マーカーペン

大切なところにマーカーペンを付けておくと分かりやすいので、好きな色を用意することをおすすめします!

ポイントは大切なところにマーカーペンを付けること!たくさんつけてしまうと色々目移りしてしまい重要なところがよく分からなくなるので、気を付けてね!

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まとめ:独学が難しければ調剤薬局事務講座を検討しよう!

調剤事務認定実務者試験を独学で勉強するには、上記で紹介した『独学で調剤事務認定実務者の勉強方法』と『調剤事務認定実務者のテキストや問題集は何処で購入する?』を実践して頂くと良いですが、独学が難しければ、調剤薬局事務講座を検討してみよう!

  1. 調剤事務認定実務者試験の受験資格は「問いません。」と記載があるので、独学で勉強をして受験も可能。
  2. 独学で勉強するメリットは「費用を掛けずに勉強できる」、デメリットは「自分で学習計画を立てる必要があり、挫折しやすい」
  3. 自分で学習計画を立てることが出来る場合は、調剤薬局事務の市販のテキストを購入して勉強し受験することも出来る
  4. 試験対策が心配な場合は、ユーキャンの調剤薬局事務講座を受講すると調剤事務認定実務者の資格取得への近道

調剤事務認定実務者試験は、市販のテキストや問題集を購入して勉強することが出来ますが、自分一人で勉強をするのが不安な場合は、調剤薬局事務講座の受講を検討してみよう!

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