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整形外科で勤めていた時、介護事務を勉強。
面接受付担当も経験、陰の採用担当者でした!
こんな悩みを解決できる記事を用意しました。
介護事務管理士技能認定試験を合格すると【介護事務管理士®】の称号を得られ、ケアクラーク技能認定試験に合格すると【ケアクラーク®】の称号を得ることが出来ます。
この記事は、介護事務の資格取得を考えて居て、介護事務管理士とケアクラークどちらを取得するか?悩まれている方へ、資格試験の違いと、おすすめな人の特徴を紹介します。
記事の前半では『介護事務管理士とケアクラークの違い』を解説し、
後半では『介護事務管理士とケアクラークどっちが良い?』を解説するので、参考にしてくださいね!
この記事を読み終えることで、介護事務管理士とケアクラークの違いが理解出来ると思います!
目次
介護事務管理士とケアクラークの違い
介護事務の資格は民間資格で、介護事務管理士とケアクラークも介護事務の資格の1つです。
資格名 | 介護事務管理士技能認定試験【介護事務管理士®】 | ケアクラーク技能認定試験【ケアクラーク®】 |
主催 | JSMA 技能認定振興協会 | 一般財団法人 日本医療教育財団 |
受験資格 | 特になし | 問いません |
試験内容 |
☑学科試験(マークシート形式10問) ☑実技試験(レセプト点検1問・レセプト作成3枚) |
☑学科・筆記(択一式)25問(介護事務知識) ☑実技・2問(介護報酬請求事務、介護給付費明細書作成) |
実施時期 | 年12回(毎月の第4土曜日翌日の日曜日) | 年3回(1月、5月、9月) |
試験会場 | 在宅試験 | 在宅試験 |
試験時間 | – | 学科50分・実技60分 |
合格率 | 70% | 70% |
難易度 |
|
|
合格基準 |
実技約80%以上 学科約80点以上 |
学科試験および実技試験の各々の得点率が70%以上を合格 |
受験料 | 5,500円(税込) | 6,900円(税込) |
講座 | ソラストの介護事務講座 | ニチイの介護事務講座 |
上の表から、違いを1つずつ紹介しますね。
①試験を主催する団体の違い
介護事務管理士は「JSMA 技能認定振興協会」が主催し認定する資格で、ケアクラークは「一般財団法人 日本医療教育財団」が主催し認定する資格です。
実際に、介護事務の資格はたくさんあるので、履歴書に資格を記載する場合は、主催する団体も記載すると相手に伝わりやすいですよ!
②年間実施回数の違い
介護事務管理士は「年12回(毎月の第4土曜日翌日の日曜日)」なので、毎月開催されます。
一方、ケアクラークは「年3回(1月、5月、9月)」の為、いつ受験するかを計画しましょう!
③試験内容と合格基準の違い
介護事務管理士は、学科試験はマークシート形式で、法規・介護請求事務の中から、共通問題と選択問題が出題、実技試験はレセプト点検・居宅サービス2問、施設サービス2問、地域密着型サービス2問から、2問を選択する。
約80%以上を合格基準としているので、相当勉強が必要になりますよ。
一方、ケアクラークは、学科試験は介護事務知識がマークシート形式で25問出題され、実技試験は介護報酬請求事務、介護給付費明細書作成が2問出題され、学科試験および実技試験の各々の得点率が70%以上を合格としているため、試験対策は必要ですね。
④資格試験対策の介護事務講座の違い
介護事務管理士の資格試験対策の介護事務講座は、ソラストの介護事務講座です。
一方、ケアクラークの資格試験対策の介護事務講座は、ニチイの介護事務講座になります。
講座は、無料で介護事務講座の資料請求をすることが出来ますよ。
介護事務管理士の資格試験を紹介
特徴 |
☑合格すると【介護事務管理士®】の称号を得られる ☑介護に要する費用の請求をしたり、ケアマネジャーの業務をサポートしたりするのが介護事務管理士の仕事 ☑ケアプランの内容をきちんと理解し、正確に介護報酬を計算する知識とスキルが身に付く ☑就職や転職に有利 |
主催 | JSMA 技能認定振興協会 |
受験資格 |
特になし |
試験内容 |
☑学科試験(マークシート形式10問) ☑実技試験(レセプト点検1問・レセプト作成3枚) |
実施時期 | 年12回(毎月の第4土曜日翌日の日曜日) |
試験会場 | 在宅試験 |
試験持ち込み |
電卓を除く、電子機器(パソコン・電子手帳など)は持込不可 それ以外の資料(点数表、テキスト、ノートなど)の持込はすべて可能 |
合格率 |
70% |
難易度 |
|
合格基準 |
実技約80%以上 学科約80点以上 |
受験料 | 5,500円(税込) |
講座 | ソラストの介護事務講座 |
受講料 | 通信40,000円(税込) |
受講期間 | 4ヶ月(最長12ヶ月までサポート) |
介護事務管理士技能認定試験に合格すると【介護事務管理士®】の称号を得ることが出来ます。
また、介護事務の資格の中でも認知度が高く人気な資格で、介護事務に特化して覚えたい方向けです。
学科試験はマークシート形式で、法規・介護請求事務の中から、共通問題と選択問題が出題され、約80点以上が合格基準です。
実技試験は、レセプト点検・居宅サービス2問、施設サービス2問、地域密着型サービス2問から、2問を選択して行い、約80%以上を合格基準としているので、相当勉強が必要になりますよ。
受験資格は特にない為、独学で勉強をして受験をすることが可能です。
ケアクラークの資格試験を紹介
特徴 |
☑合格すると【ケアクラーク®】の称号が得られる ☑介護事務業務の従事者として必要な社会福祉制度や介護報酬請求事務などに関する知識と技能のレベルを評価、認定する試験 ☑社会福祉や老人の心理、リハビリテーションや医学など、介護に関する幅広い知識が問われる試験で、介護事務職として求められる知識と技能を備えていることを証明する資格 ☑就職や転職に有利 |
主催 | 一般財団法人 日本医療教育財団 |
受験資格 |
問いません |
試験内容 |
☑学科・筆記(択一式)25問(介護事務知識) ☑実技・2問(介護報酬請求事務、介護給付費明細書作成) |
実施時期 | 年3回(1月、5月、9月) |
試験会場 | 在宅試験 |
試験持ち込み | 資料持ち込み可能 |
試験時間 | 学科50分・実技60分 |
合格率 |
70% |
難易度 |
|
合格基準 | 学科試験および実技試験の各々の得点率が70%以上を合格 |
受験料 | 6,900円(税込) |
講座 | ニチイの介護事務講座 |
受講料 | 通信40,333円(税込) |
受講期間 | 4ヶ月(最長8ヶ月までサポート) |
ケアクラーク技能認定試験に合格すると【ケアクラーク®】の称号を得ることが出来ます。
また、介護レセプトの知識だけでなく、介護の技能やコミニケションも勉強したい方向けです。
学科試験は、介護事務知識がマークシート形式で25問出題されます。
実技試験は、介護報酬請求事務、介護給付費明細書作成が2問出題され、合格基準が、学科試験および実技試験の各々の得点率が70%以上を合格としているため、試験対策は必要ですね。
受験資格は特にないので独学で勉強をして受験をすることも出来ますよ。
介護事務管理士とケアクラークどっちが良い?
介護事務になりたいあなたは、どんな考えなのか?何処で働きたいか?によって、目指す資格は違うと思います。
介護事務管理士がおすすめな人
- 介護事務の資格取得をして自信をつけたい
- 面接で介護事務の知識があることをアピール出来る資格を取りたい
- 認知度の高い介護事務の資格取得を目指したい
- 介護事務に特化して覚えたい
介護事務管理士®は、介護事務管理士技能認定試験に合格すると得られる称号です。
実際に、サービス事業所の受付けや会計、レセプト業務などを担当する事務スタッフのスキルを証明する資格で、認知度も高いですよ。
また、介護報酬請求業務は複雑なので、資格取得は就職や転職でアピールすることが出来ます。
その為、介護事務の仕事をメインにケアマネジャーの勉強をしたい人向け。
ケアクラークがおすすめな人
- 介護レセプトの知識だけでなく介護の技能やコミニケションも勉強したい
- 介護福祉士の資格取得を目指したいがその前に介護の資格を取得したい
- 就職に有利な資格試験を目指したい
- 独学で勉強をし介護事務の資格試験を目指したい
ケアクラーク®は、ケアクラーク技能認定試験に合格すると得られる称号です。
実際に、社会福祉や老人の心理、リハビリテーションや医学など、介護に関する幅広い知識が問われる試験です。
また、介護事務職として求められる知識と技能を備えていることを証明する資格です。
その為、コミニケション能力の勉強や介護事務だけでなく、介護の仕事全般に興味がある人向け。
他の介護事務の資格との違い
介護事務管理士やケアクラーク以外に、他の介護事務の資格取得を目指そうか?悩んで居られる方も多いと思いますので、
介護事務管理士やケアクラークと、他の介護事務の資格の違いを紹介しますね!
別記事になっていますので参考になれば嬉しいです。
まとめ:介護事務の資格取得に迷ったら資料請求をしてみよう!
上記で紹介した『介護事務管理士とケアクラークの違い』と『介護事務管理士とケアクラークどっちが良い?』を参考にしてみて下さい!
介護事務管理士とケアクラークの違い
- 試験を主催する団体の違い
- 年間実施回数の違い
- 試験内容と合格基準の違い
- 資格試験対策の介護事務講座の違い
介護事務管理士がおすすめな人は、介護事務の仕事をメインにケアマネジャーの勉強をしたい人
ケアクラークがおすすめな人は、コミニケション能力の勉強や介護事務だけでなく、介護の仕事全般に興味がある人
あくまでも私の経験上ですので、ご了承ください。