医療事務技能審査試験と医療事務技能認定試験どう違う?どっちが良い?

tomeoffice

医療事務歴約20年、アラフォー1児のママで、元医療事務です。

面接受付担当も経験、陰の採用担当者でした!

こんな悩みを解決できる記事を用意しました。

医療事務技能審査試験を合格すると【メディカルクラーク®】の称号を得ることができます。

この記事は、医療事務の資格取得を考えて居て、医療事務技能審査試験と医療事務技能認定試験どちらを取得するか?悩まれている方へ、資格試験の違いと、おすすめな人の特徴を紹介します。

記事の前半では『医療事務技能審査試験と医療事務技能認定試験の違い』を解説し、後半では『医療事務技能審査試験と医療事務技能認定試験どっちが良い?』を解説するので、参考にしてくださいね!

この記事を読み終えることで、医療事務技能審査試験【メディカルクラーク®】と医療事務技能認定試験医療の違いが理解出来ると思います!

無料で医療事務講座の資料請求をする>>

医療事務技能審査試験と医療事務技能認定試験の違い

医療事務の資格は民間資格で、医療事務技能審査試験も医療事務技能認定試験も医療事務の資格の1つです。

資格名 医療事務技能審査試験【メディカルクラーク®】 医療事務技能認定試験
主催 一般財団法人 日本医療教育財団 JSMA 技能認定振興協会
受験資格 特になし 特になし
試験内容 ☑実技Ⅰ(筆記・2問)
☑学科(筆記(択一式)25問)
☑実技Ⅱ(診療報酬請求事務・診療報酬明細書点検・4問)
☑学科問題(マークシート択一式40問・200床未満の医療機関の算定範囲)
☑実技試験(診療報酬明細書を作成する為に必要な知識の外来のみ、マークシート択一式10問・200床未満の医療機関の算定範囲)
実施時期 (医科)年12回(毎月)  ☑在宅試験=年12回(毎月の第4土曜日翌日の日曜日)
☑IBT試験=受験料の決済完了後から2週間以内
試験会場 在宅試験
※受験は日本国内のみ
※団体受験校については学校からの案内を確認
☑在宅試験
☑IBT試験
試験時間 ☑実技Ⅰ 50分
☑学科60分
☑実技Ⅱ 70分
合格率 50-60% 50%くらい
合格基準 学科試験および実技試験Ⅰ・Ⅱ、すべての得点率が70%に達した時点で合格となる(3科目すべてを受験したうえで、得点率70%に達した科目は、6ヶ月間に限り受験免除) ☑在宅試験は総得点の80%以上
☑IBT試験は70%以上の得点
受験料 7,700円(税込) 5,000円(税込)
医療事務講座 ニチイの医療事務講座【医科】通学コース
ニチイの医療事務講座【医科】通信コース
ソラスト医療事務講座【スタンダードコース】

上の表から、違いを1つずつ紹介しますね。

試験を主催する団体の違い

医療事務技能審査試験は「一般財団法人 日本医療教育財団」が主催し認定する資格で、医療事務技能認定試験は「JSMA 技能認定振興協会」が主催し認定する資格です。

実際に、医療事務の資格はたくさんあるので、履歴書に資格を記載する場合は、主催する団体も記載すると相手に伝わりやすいですよ!

試験内容と合格基準の違い

医療事務技能審査試験は、学科試験はマークシート形式ですが、実技Ⅰは、患者接遇で病院やクリニックで実際に患者に接するときの対応についてのスキルをチェックする試験、実技Ⅱは、レセプト点検・医療事務の現場で行うように、カルテと作成された診療報酬明細書をつきあわせて点検する試験が出題され、学科試験および実技試験Ⅰ・Ⅱ、すべての得点率が70%に達した時点で合格となる為、どれか1つでも合格基準に達しなければ再試験になるので、試験対策が必要になってきます。

一方、医療事務技能認定試験は、学科試験も実技試験もマークシート形式で出題され、実技試験は診療報酬明細書を作成に必要な知識が外来のみ出題され、合格基準が総得点の80%以上ですが、200床未満の医療機関の算定範囲が出題されるので、クリニックで働きたい方向けの資格試験ですね。

試験会場の違い

医療事務技能審査試験は、『在宅試験』だけです。その為、インターネット環境がなくても受験が出来ますよ。

一方、医療事務技能認定試験『在宅試験』か『IBT試験』かを選んで受験することができ、IBT試験は、インターネット環境があれば受験出来るので、人混みを気にせず受験出来るのは魅力的です。

資格試験対策の医療事務講座の違い

医療事務技能審査試験の試験対策の医療事務講座は、ニチイの医療事務講座【医科】通学コースニチイの医療事務講座【医科】通信コースです。

ニチイは、メディカルクラークの他に、医事オペレータ技能認定試験【メディカルオペレータ】の資格取得を目指したい場合は、ニチイの医療事務講座【医科コンピュータセット】通学を受講したり、

医師事務作業補助技能認定試験【ドクターズクラーク®】の資格取得を目指したい場合は、ニチイのメディカルドクターズクラーク講座【一般コース】を受講をして、

メディカルクラーク以外に医事コンピュータスキルや医師事務作業補助者のスキルも学びたい方向けですので、気になる方は、無料資料請求をしてから受講を検討してみよう!

一方、医療事務技能認定試験の資格試験対策の医療事務講座は、ソラストの医療事務講座です。

実際に、医療事務技能認定試験を資格取得して、スキルアップに医科医療事務管理士技能認定試験の資格取得をされる方も居られますよ。

資格の認知度や評価の違い

医療事務技能審査試験は、45年の実績と信頼があり、ニチイで勉強をすると就職支援があるので、ニチイで働きたい方は、メディカルクラークの資格取得を目指してみては?

一方、医療事務技能認定試験は、それほど認知度は高くないですが、JSMA 技能認定振興協会が主催している医科医療事務管理士技能認定試験は、日本で最初の「医療事務の資格」として、幅広く医療機関に認知された資格で、認知度が高いです。

その為、医療事務技能認定試験を資格取得して、スキルアップに医療事務管理士の資格取得を目指す方も居られますよ。

医療事務技能審査試験【メディカルクラーク®】を紹介

公式ホームページを見る

特徴 ☑医療事務業務に従事する者の有する知識および技能の程度を審査し、証明することにより、医療事務職の職業能力の向上と社会的経済的地位の向上に資することを目的
☑医療機関等における受付業務、診療報酬請求事務業務に関する職業能力を審査の対象
☑実技Ⅰで医事課患者応対の試験が行われるのが特徴
☑合格すると【メディカルクラーク®】の称号が得られる
☑45年の実績と信頼があり、就職や転職に有利
主催 一般財団法人 日本医療教育財団
受験資格 特になし
試験内容 ☑実技Ⅰ患者接遇/筆記(記述式)/2問
☑学科医療事務知識(医療保険制度、高齢者医療制度、公費負担医療制度、介護保険制度、医事法規一般、医事業務、診療報酬請求業務、医学一般、薬学一般、診療録)/筆記(択一式)/25問
☑実技Ⅱ診療報酬請求事務/診療報酬明細書点検/4問
実施時期 (医科)年12回(毎月)
試験会場 在宅試験
※受験は日本国内のみ
※団体受験校については学校からの案内を確認
試験時間 ☑実技Ⅰ 50分
☑学科60分
☑実技Ⅱ 70分
試験持ち込み 実技Ⅰ以外は、診療報酬点数表、その他の資料持ち込み可能
合格率 50-60%
合格基準 学科試験および実技試験Ⅰ・Ⅱ、すべての得点率が70%に達した時点で合格となる(3科目すべてを受験したうえで、得点率70%に達した科目は、6ヶ月間に限り受験免除)
受験料 7,700円(税込)
医療事務講座 ニチイの医療事務講座【医科】通学コース
ニチイの医療事務講座【医科】通信コース
通学・通信・受講料 通学➡91,850円(税込)
通信➡47,850円(税込)
受講期間 通学➡3ヶ月
通信➡3ヶ月

医療事務技能審査試験は、45年の実績と信頼があり、合格すると得すると【メディカルクラーク®】の称号が得られます。

その為、多くの医療事務が資格取得をしている資格試験ですよ。

受験資格が特にないので、市販のテキストを購入して、独学で勉強をして受験することが出来ます。

しかし、初心者は独学で勉強をするよりかは医療事務講座を受講した方が資格取得への近道ですよ。

実際に、ニチイの医療事務講座【医科】通学コースニチイの医療事務講座【医科】通信コースは、医療事務技能審査試験の資格取得を目指すカリキュラムになっているので、無料資料請求も出来るので、受講を検討してみては?

医療事務技能認定試験を紹介

公式 のホームページを見る

特徴 ☑医療保険制度・診療報酬算定の仕組みを理解し、幅広い基礎力がある事を証明
☑合格者には「医療事務技能認定試験合格」の認定合格証を交付
☑200床未満の医療機関で働きたい方向け
主催 JSMA 技能認定振興協会
受験資格 特になし
試験内容 ☑学科試験(法規、保険請求事務、医学一般のマークシート択一式40問・200床未満の医療機関の算定範囲)
☑実技試験(診療報酬明細書を作成する為に必要な知識の外来のみ、マークシート択一式10問・200床未満の医療機関の算定範囲)
実施時期 ☑在宅試験=年12回(毎月の第4土曜日翌日の日曜日)
☑IBT試験=受験料の決済完了後から2週間以内
試験会場 ☑在宅試験
☑IBT試験
合格率 50%くらい
合格基準 ☑在宅試験は総得点の80%以上
☑IBT試験は70%以上の得点
受験料 5,000円(税込)
医療事務講座 ソラスト医療事務講座【スタンダードコース】
通学・通信・受講料 通信31,800円(税込)
受講期間 1~3ヶ月

医療事務技能認定試験の資格取得をすると「医療事務技能認定試験合格」の認定合格証を交付を得られます。

実際に、JSMA 技能認定振興協会の主催の医科医療事務管理士技能認定試験よりかは、認知度は低いですが、初心者向けの資格試験なので、医科医療事務管理士技能認定試験の資格取得を目指したい方は、最初にチャレンジする試験です。

受験資格は特にないので、市販のテキストを購入して、独学で勉強をして受験をすることも出来ますよ。

しかし、初心者は独学で勉強をするよりかは医療事務講座を受講した方が資格取得への近道ですよ。

実際、ソラスト医療事務講座【スタンダードコース】は、医療事務技能認定試験を目指すカリキュラムになっているので、受講を検討してみては?

医療事務技能審査試験と医療事務技能認定試験どっちが良い?

医療事務になりたいあなたは、どんな考えなのか?何処で働きたいか?によって、目指す資格は違うと思います。

医療事務技能審査試験がおすすめな人

  1. 病院やクリニックで医療事務の仕事とレセプト点検の仕事につきたい
  2. 実績と信頼があり認知度の高い医療事務の資格取得をしたい
  3. 実際に医療事務になったら患者接遇が不安なので勉強をしたい

医療事務技能審査試験に合格すると【メディカルクラーク®】の称号が得られ、45年の実績と信頼があります。

そして、ニチイの医療事務講座【医科】通学コースニチイの医療事務講座【医科】通信コースで受講をすると就職支援や資格手当が付くこともあり、医療事務の仕事に就きやすくなりますよ。

また、実技試験が、患者接遇とレセプト点検が出題され、医療事務の仕事に就く時に役立つことも多いです。

ただ、メディカルクラークの資格取得をしても意味がないと言われることもありますが、私は一緒に働いて来た医療事務のほとんどの方が、資格取得をして得られた知識で仕事をしながら更に知識を増やしている方が多いので、基礎知識は理解出来ているので、意味がないとは思わないですよ。

そして、医療事務はPCスキルも求められるので、医事オペレータ技能認定試験【メディカルオペレータ】の資格取得を目指したい場合は、ニチイの医療事務講座【医科コンピュータセット】通学を受講する方も多く居ます。

またこれも、医療機関によってPCが違うので、意味がないと言われることもありますが、学んだ知識を生かして自分なりに勉強をし続けないと医療事務を続けることは出来ないので、学んだことは無駄ではないと個人的には思います!

医療事務技能認定試験がおすすめな人

  1. 200床未満の医療機関・クリニックで働きたい
  2. パート社員で小さな規模のクリニックで働きたい
  3. 難易度の低い資格試験を取得してから医療事務管理士の資格試験を目指したい

医療事務技能認定試験は、200床未満の医療機関の算定範囲が出題され、合格基準が総得点の80%以上で、クリニックで働く上での基礎知識を身につけることが出来ます。

また、学科試験も実技試験もマークシート形式で出題され、実技試験は診療報酬明細書を作成に必要な知識が外来のみ出題されますので、クリニックで働きたい方向けの資格試験ですね。

受験資格は特にないので、独学で勉強をして受験をすることも出来ますが、医療事務技能認定試験対策を行っているソラストの医療事務講座スタンダードコースを受講して勉強をした方が資格取得への近道です。

まとめ:医療事務の資格取得に迷ったら資料請求をしてみよう!

上記で紹介した『医療事務技能審査試験と医療事務技能認定試験の違い』と『医療事務技能審査試験と医療事務技能認定試験どっちが良い?』を参考にしてみて下さい!

医療事務技能審査試験と医療事務技能認定試験の違い

  1. 試験を主催する団体の違い
  2. 試験内容と合格基準の違い
  3. 試験会場の違い
  4. 資格試験対策の医療事務講座の違い
  5. 資格の認知度や評価の違い

医療事務技能審査試験がおすすめな人は、病院やクリニックで医療事務の仕事とレセプト点検の仕事につきたい人

医療事務技能認定試験がおすすめな人は、200床未満の医療機関・クリニックで働きたい人

あくまでも私の経験上ですので、ご了承ください。

どの医療事務講座を受講するか?悩んでいる場合は、無料で医療事務講座の資料請求をして講座を比較してから、受講を検討してみても良いかもしれません!

気になる方はチェックしてみて下さいね!

無料で医療事務講座の資料請求をする>>

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です