【医療秘書の資格】種類や難易度!おすすめ取得方法を紹介

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医療事務歴約20年、アラフォー1児のママで、元医療事務です。

面接受付担当も経験、陰の採用担当者でした!

こんな悩みを解決できる記事を用意しました。

医療秘書の資格は国家資格ではなく、民間資格ですので、資格取得をしなくてもなることが出来ます。

しかし、資格取得をした方が就職や転職しやすいですよ。

記事の前半では『医療秘書の資格取得は必要なの?』を解説し、

後半では『医療秘書の資格の比較を紹介』について紹介するので、参考にしてくださいね!

この記事を読み終えることで、医療秘書の資格取得方法の違いをすることで、自分にあった医療秘書の資格に出会えると思います。

医療秘書の仕事内容は?

医療秘書は、仕事の範囲は幅広く、医療機関によって仕事内容が変わってきます。

医療秘書のメインの仕事内容は、秘書業務、情報管理業務などになりますが、医療事務が行っている事務手続きと診療報酬請求業務も行います

その為、医療秘書は医療事務の仕事内容も理解して、それ+秘書業務も覚える必要がありますよ。

なので、医療秘書の試験内容は、『医療事務の仕事内容』と『医療秘書の仕事内容』の両方が出題され、範囲も広くなっています。

では、医療秘書の資格取得は必要なのかを紹介しますね!

医療秘書の資格取得は必要なの?

医療秘書の資格は民間資格の為、取得をしなくても医療秘書になることは出来ます。

ただ、医療秘書の資格取得をすることでのメリットがありますよ。

医療秘書の資格取得で得られるメリット

  1. 医療秘書の未経験でも、医療秘書の知識があることをアピール出来る
  2. 医療機関の考えによりますが、資格手当が貰えることもある
  3. 医療秘書の引継ぎがない場合でも、ある程度医療秘書の知識があれば、調べる方法がわかり、仕事を行う事が出来る
  4. 就職や転職がしやすい

医療秘書は誰もが最初は未経験ですので、その未経験から医療秘書に選ばれるには、履歴書や面接で自己PRが必要になります

実際に、選んで貰うには医療秘書の知識がある方が有利なこともありますよ。

また、医療秘書の知識が全くない未経験より、医療秘書の資格取得がある未経験の方が、医療秘書の知識がある為、仕事がスムーズに行われる可能性があると判断されることもありますね。

そして、医療機関の考えにもよりますが、資格取得があることで仕事がスムーズに進む場合、資格手当が貰えることも。

その為、医療秘書になりたいのであれば、資格取得を目指してみると採用に一歩近づけますよ!

では、医療秘書の資格の種類を紹介していきます!

医療秘書の資格の種類

医療秘書の資格を紹介します。

医療秘書の資格の種類の中で、代表的な医療秘書の資格は、医療秘書技能検定試験です。

医療秘書技能検定試験は、医療内容が高度化・専門化、多くの人が関係するチーム医療が主流となる状況から出来た資格で、準1級以上に合格することにより、医師事務作業補助技能認定の一つの条件を満す資格になります。

なので、医師事務作業補助者に興味があるのであれば、医療秘書技能検定試験を目指してみては?

次は、初心者にとっては、医療秘書技能検定試験準1級以上に合格するのは難しいので、初心者におすすめの医療秘書の資格を紹介しますね!

初心者におすすめ医療秘書の資格

医療秘書の資格の中から、初心者におすすめの医療秘書の資格を紹介します。

上記を上げた理由は『医療秘書の講座を受講すると資格取得しやすいから』です。

医療秘書の初心者にとって、独学で勉強をして受験をしてしまうと挫折をしやすいので、医療秘書の講座を受講して資格取得を目指した方が、資格取得の近道ですよ。

また、料金や難易度も資格によって違うので、資格取得方法の紹介していきますね!

医療秘書の資格の比較を紹介

どの医療秘書の資格取得を目指そうか?悩まれて居られる方に、おすすめ順に資格取得方法の違いを紹介します。

1つずつ解説していきます。

2級医療秘書実務能力認定試験

引用元:全国医療福祉教育協会

2級医療秘書実務能力認定試験は、医学基礎や関連法規に関する知識、患者接遇や院内コミュニケーション能力を客観的に判断する資格試験。

また、高齢化社会の現代にとって、必要とされつつある資格で、医療機関に必要な接遇やマナーは仕事をする上で大切な知識ですよ。

主催 全国医療福祉教育協会

受験資格

特になし

試験内容

☑学科問題 (医療秘書に関する知識10問、医療関連法規に関する知識10問、医学基礎に関する知識10問)計30問がマークシート

☑実技試験(診療報酬明細書作成1問・外来上書き(頭書き)1設問、穴埋め25設問)

実施時期 年3回(3月・6月・11月)
試験会場 会場試験
試験時間

☑学科30分※学科答案回収10分

☑実技60分

持ち込み

☑学科問題(持ち込み不可)

☑実技問題(医科点数表、参考書、ノート等の資料、電卓)

合格率

60-80%

難易度

 
合格基準

原則として、正答率6割以上を合格

ただし、問題の難易度等により変動する場合があり

受験料

☑一般受験7,700円

☑団体受験7,200円

講座 ヒューマンアカデミーオンライン医療事務講座
受講料

入学金33,000円(税込)

オンライン357,060円(税込)

受講期間 約11ヶ月
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2級医療秘書実務能力認定試験の受験資格は、「特になし」な為、独学で勉強をして受験することも出来ます

また、クリニックで事務長がいない場合、医療事務が院長の事務の補佐をすることも多く、医療秘書の勉強をすることで、仕事も覚えやすいと思いますよ。

試験対策を行っている講座は、ヒューマンアカデミーオンライン医療事務講座です。

総合的に学べるスクールになっているので、医療事務や電子カルテ操作など学びたい方向け。

そして、オンライン授業なので、疑問をその場で解決できるので、資格取得への近道です!

デジタルパンフレット

医療秘書資格

引用元:一般財団法人 日本能力開発推進協会

医療秘書資格は、医療現場における医療秘書としての業務の概要や役割を知り、医療機関に関する法律や制度、ビジネスマナー、医療保険制度、医療機関の仕組みや患者の権利についての基礎知識を身に付け、接遇とホスピタリティマインドを備えていることを証明。

その為、職業能力の向上と社会的経済的地位の向上に資することを目的の資格。

主催 一般財団法人 日本能力開発推進協会

受験資格

認定教育機関において2014年5月1日から所定の履修を開始された方が対象

試験内容

☑医療秘書業務の概要

☑医療機関に関する法律と制度の基礎知識

☑ビジネスマナーの基礎知識

☑医療保険制度概論

☑医療機関の仕組み、患者の権利についての基礎知識

☑接遇とホスピタリティマインド

実施時期 カリキュラム修了後、随時受験可能
試験会場 認定講座は、在宅試験が可能
合格基準 得点率70%以上
受験料 5,600円(税込)
講座 キャリカレ医療秘書講座
受講料 通信ネット申込29,150円(税込)
受講期間 3ヶ月(最長12ヶ月)
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医療秘書資格に合格すると『医療秘書資格』の称号を得ることが出来ますよ。

また、認定教育機関を受講して、カリキュラムを修了しなければ受験することが出来ないので、 キャリカレ医療秘書講座を受講すれば、受験資格を得ることが出来ますよ。

医療秘書技能検定試験

引用元:一般社団法人 医療秘書教育全国協議会

医療秘書技能検定試験は、医療界における事務のスペシャリストをめざす人にとって、必須の資格となっています。

実際に、1級と準1級は、医師事務作業補助技能認定の条件を1つ満たす試験な為、難易度が高くなっていて、実務経験がないと難しい試験ですね。

主催 一般社団法人 医療秘書教育全国協議会

受験資格

特になし

試験内容

☑領域Ⅰ(医療秘書実務、医療機関の組織・運営、医療関連法規)

☑領域Ⅱ(医学的基礎知識、医療関連知識)

☑領域Ⅲ(医療事務(レセプト作成、診療報酬点数表の理解))

実施時期 年2回(6月・11月)
試験会場 一般試験会場
試験時間

☑1級180分

☑準1級・2級・3級120分

持ち込み

☑領域Ⅲ(医療事務)受験の際のみ、ノート・参考書の持込み可能

☑点数表は必ず持参・薬価は問題に添付又は記載されている

☑携帯電話、PHS、個人用形態情報端末(PDA)等の電子通信機器のスイッチはOFF

時計代わりの使用不可

☑解答はマークシート・記述式併用な為、HBかBの鉛筆と消しゴムを必ず持参

合格率

☑1級25%前後

☑準1級30%前後

☑2級60%前後

☑3級75%前後

難易度

 
合格基準

配点は、領域Ⅰ60点、領域Ⅱ60点、領域Ⅲ60点で180点満点

領域Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、ともに60%以上正解のとき合格

受験料

☑1級6,500円

☑準1級5,800円

☑2級5,100円

☑3級4,000円

講座 会員校
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医療秘書技能検定試験は、受験資格は特にない為、独学で勉強をして受験することが出来ますよ。

しかし、難易度が高いので3級から資格取得を目指すことをおすすめします。

実際に、3級と2級は、市販でテキストや過去問と問題集を購入することが出来るので、独学で勉強しやすいです!

医療秘書情報実務能力検定試験【医療秘書管理実務士™ 】

引用元:特定非営利活動法人 医療福祉情報実務能力協会

医療秘書情報実務能力検定試験に合格すると、【医療秘書管理実務士™ 】の称号を得ることが出来ます。

また、2018年4月より、一般受験受付を終了し、協会賛助会員指定校における団体受験のみになった為、受験をするには、指定校を受講する必要がありますよ。

主催 特定非営利活動法人 医療福祉情報実務能力協会

受験資格

問わない(指定校を受講)

試験内容

☑学科問題 20問(医療秘書実務、医療機関の組織、運営、

医療関連法規、医療保険制度、医学の知識、医療事務)

☑実技試験 2問(診療報酬明細書(レセプト)作成)

実施時期 教育指定校及び団体受験での受験
試験会場 教育指定校及び団体受験での受験

合格率

60-80%

難易度

 
合格基準

原則として、正答率6割以上を合格

ただし、問題の難易度等により変動する場合があり

受験料

☑2級7,700円

☑1級8,700円

講座 TERADA医療福祉カレッジ
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医療秘書情報実務能力検定試験の受験は、専門や短大で学ばれた方が、受験しやすいですね。

日本医師会認定医療秘書資格

引用元:日本医師会認定医療秘書

日本医師会認定医療秘書は、昭和56年より養成講座を始めたので、医療秘書の資格の中では歴史があります。

また、養成校に1年以上通いながら学ぶので、合格率も高く、学生向けですよ。

主催 日本医師会認定医療秘書

受験資格

認定養成機関におけるカリキュラムを修了

試験内容

☑医療・保健・福祉基礎教科

☑医療秘書専門教科

☑実務研修・実務演習

実施時期 認定養成機関に確認が必要
試験会場 各都道府県医師会医療秘書学院(学校)
試験時間 120分

合格率

80~90%前後

難易度

 
受験料 5,000円
講座 認定養成機関
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日本医師会認定医療秘書を受験したいのであれば、自分の家の近くに認定養成機関があるかを確認しましょう!

医療管理秘書士・医療秘書士

 

引用元:一般社団法人 医療教育協会

医療管理秘書士試験合格すると『医療管理秘書士』の称号を得ることが出来ます。

そして、試験の不合格者には『医療秘書士』の称号を得ることが出来ますよ。

しかし、受験するには教育指定校におけるカリキュラムを修了しなければならないので、1年以上しっかり学ぶ必要がありますよ。

主催 一般社団法人 医療教育協会

受験資格

教育指定校におけるカリキュラムを修了

試験内容

☑医療管理学概論(医事・医療・精神保健各法を含む)

☑医療秘書実務

☑医事業務に関する医学一般

☑医事業務に関する薬の知識(医療管理学に含む)

☑医療事務総論(医療保険制度)

☑医療保険請求事務演習

☑情報処理・実技

実施時期 教育指定校に確認が必要
試験会場 教育指定校に確認が必要
試験時間 150分

合格率

80~90%前後

難易度

 
受験料 7,000円
講座 教育指定校
スクロール➡

医療管理秘書士試験を受験したいのであれば、自分の家の近くに教育指定校があるかを確認しましょう!

どの医療秘書の資格取得を選んだら良い?

医療秘書の資格の種類はわかったけど、どの医療秘書の資格取得を選んだら良いか迷われている方へ、医療秘書の資格取得を選ぶ方法を紹介しますね!

社会人や主婦は、ヒューマンアカデミーオンライン医療事務講座か、キャリカレ医療秘書講座が、おすすめです。

医療秘書の初心者向けの講座で選ぶ

医療秘書の知識がなく、一人で勉強をするのが不安な初心者の場合は、資格取得のハードルが低い試験の方が受験しやすいと思います。

なので、一番おすすめなのが、ヒューマンアカデミーオンライン医療事務講座です。

その理由は、 オンライン授業なので、そこの場で疑問が解決でき、総合的に学べる講座なので、医療事務のことをトータル的に学ぶことができるから。

そして、カリキュラム通り勉強をすすめていき、受験料を支払えば『2級医療秘書実務能力認定試験』の資格試験を目指すことができますよ。

また、カウンセラーがサポートがあり、一流講師による直接指導で安心して学べて、欠席した時や終了後のフォローも万全なので、安心ですね。

デジタルパンフレット

テキスト購入などの受講料で選ぶ

勉強をするのに掛かる費用を抑えたいのであれば、キャリカレ医療秘書講座です。

通信講座のネット申込で、29,150円(税込)で受講ができ、その後、自宅で受験できる医療秘書の試験代が5,600円(税込)なので、一番料金が安くてすみます。

独学で受験が出来る試験で選ぶ

受験資格が「特になし」や「受験申請のあった一般受験申込み者」の記載がある場合は、認定講座を受講をして受験をしなくても、独学で勉強をして受験をすることが出来ます。

実際に、市販のテキストを購入して、自宅で自分のペースで勉強をして、試験を受けたいタイミングで受験を申込できますよ。

医療秘書講座の受講期間で選ぶ

時間がないので、最短で受講したい!場合は、キャリカレ医療秘書講座です。

受講期間は、3ヶ月で学べて、医療秘書講座を受講すると医療秘書資格を自宅で受験することが出来ますよ。

医療秘書の資格の認知度で選ぶ

医療秘書の資格の中で、認知度が高い試験は、医療秘書技能検定試験です。

実際に、履歴書に記載していれば、就職や転職に有利な場合もあります。

ただ、相当勉強は必要になるので、初心者で心配な方は、資格取得をしやすい試験に合格してからスキルアップで目指してみても良いかもしれません!

もちろん、最初からチャレンジしたい方は、チャレンジしてみて下さいね!

まとめ:医療秘書の資格取得で迷ったら資料請求をしてみよう!

上記で紹介した『医療秘書の資格取得は必要なの?』と『医療秘書の資格の比較を紹介』を参考にしてみて下さい!

医療秘書の資格の種類の中で代表的な医療秘書の資格

  1. 医療秘書技能検定試験

初心者におすすめな医療秘書の資格

  1. 2級医療秘書実務能力認定試験
  2. 医療秘書資格

あくまでも私の経験上ですので、ご了承ください。

 実際の私のおすすめの医療秘書講座は『ヒューマンアカデミーオンライン医療事務講座です。

気になる方はチェックしてみて下さいね!

デジタルパンフレット

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