面接時に黒色NG？タイツやストッキングのマナーを紹介

たくさんの医療事務の面接を経験し、面接受付担当（陰の採用担当者）だった私が、少しでも面接の悩みを解決できれば嬉しいです。

記事の前半では『面接で黒タイツや黒ストッキングNGな理由』と『面接時のタイツやストッキングの選び方』を解説し、

後半では『面接時のタイツやストッキングに関するマナー』について紹介するので、参考にしてくださいね！

この記事を読むことで、面接時に適したタイツやストッキング選びを知ることが出来ます。

面接で黒タイツや黒ストッキングNGな理由

面接時のスーツは、紺、黒、グレーが多いので、黒タイツや黒ストッキングを選んでしまうのはNGです。

その理由を紹介しますね。

1つずつ解説していきます。

①お悔みのイメージを持たせてしまう

スーツと黒タイツや黒ストッキングを合わせることで、喪服、葬儀などのお悔やみのイメージを持たせてしまいます。

その為、面接では、マイナスイメージになる恐れがありますので、避けましょう。

②暗い印象になる

面接時のスーツは、紺、黒、グレーの無地が一般的です。

しかし、足元まで黒を選んでしまうと、全体的に黒っぽくなり、暗い印象になってしまいます。

面接時は、明るく、爽やかで、フレッシュな印象を相手に与えることが大切ですので、黒タイツや黒ストッキングは避けましょう。

③常識がないと思われてしまう

面接官の年齢にもよりますが、黒タイツや黒ストッキングはＮＧだと考えている方が多いのです。

その為、履いていると「常識がない人」「マナー違反だ」と判断されることもありますよ。

面接時は、良い印象を与えることが大切ですので、自分の肌色に合ったベージュ系のストッキングを履いて行きましょう。

面接時のタイツやストッキングの選び方

1つずつ解説していきます。

①タイツとストッキングの違い

タイツとストッキングの違いは、糸の太さになります。

タイツ

デニール数が大きい製品の方が、暖かいです。

しかし、厚みが増えていくと不自然に見えるので、面接には不向き。

ストッキング

ビジネスシーンは、素足はマナー違反になります。

その為、スーツを着用する面接では、ストッキングを履くことがマナーとされていますよ。

②25デニール以下の薄さを選ぶ

デニールの数字が大きくなると、分厚くなっていき、面接には不向きです。

その為、面接時では、自然な肌の見た目になるように「25デニール以下」の製品を選ぶようにしましょう。

③自分の肌色にあったベージュを選ぶ

ストッキングは、脚を綺麗に見せる効果があります。

その為、自分の肌色にあったベージュ系を選ぶことで、脚を綺麗に見せることが出来ますよ。

面接時のメイクの練習をした後に、ストッキングを履き、全体的に色味が統一されているか確認してみましょう。

④伝線しにくい加工を選ぶ

ストッキングは、爪や肌の乾燥によって伝線しやすいです。

その為、伝線しにくい加工のものを選ぶと、長く着用することが出来ますよ。

面接時は、爪の長さも見られていますので、短く切るようにしましょう。

爪やネイルの詳細は下記のリンクで紹介しています。

2024年4月1日 転職の面接でネイルや爪の長さは見られているの？ネイルマナーを紹介

また、冬場などで、肌の乾燥しやすい場合は、脚に保湿クリームを塗ってからストッキングを履くと良いですよ。

冬でも黒タイツNG！ストッキングで防寒対策を紹介

そんな方向けに、面接時にストッキングで防寒対策を紹介しますね。

1つずつ解説していきます。

①温感ストッキングを履く

温感ストッキングは、通常のストッキングに保温性を高める素材を織り込んだものです。

その為、シーツに合わせても、違和感がなく、普通のストッキングと同じように着用出来ますよ。

しかし、通常のストッキングより割高になります。

ですが、着用してすぐに温感を感じるので、寒い朝にも便利なので、寒がりな方は検討してみて下さい。

②パンツスーツを着る

と言われていますが、冬場の面接は、寒さ対策としてパンツスーツで行く女性も多いです。

実際に、パンツスーツは動きやすいので、スカートより便利ですよ。

パンツスーツの場合も、ストッキングを履いて、パンツスーツを着用するのがマナーになりますので気を付けましょう。

どうしてもスカートだと足が冷えてしまって、具合が悪くなってしまうのであれば、パンツスーツも検討してみて下さい。

③足用カイロを貼る

足先の末端冷えが気になる場合は、足用カイロを貼る方法もあります。

足先は手と同じように冷えやすい場所なので、足用カイロを貼ると、温かさを感じながら、面接に行くことが出来ますよ。

④移動中はブーツを履く

面接会場に入る前は、パンプスを履かなければなりません。

ですが、自宅からずっとパンプスで行く必要はないのです。

冬の面接時の服装の詳細は下記のリンクで紹介しています。

2024年4月1日 女性の転職面接に適した冬の服装スーツやインナー選びとマナーを紹介

その為、移動中だけブーツを履いて、寒さをしのぎ、面接会場の最寄り駅でパンプスに履き替える方法もありますよ。

しかし、ブーツを持って面接会場に入るのはNGな為、面接会場の最寄り駅で履き替えたら、ブーツはコインロッカーに預けるようにしましょう。

⑤暖かいインナーを着る

面接時は、スーツの着用が基本です。

しかし、スーツで見えないブラウスの中に着るインナーは、白やベージュ系の色味であれば、暖かいものを着ても大丈夫ですよ。

インナーの詳細は下記のリンクで紹介しています。

2024年4月1日 女性の転職面接でインナーはブラウスが良い？選び方を紹介！

面接時のタイツやストッキングに関するマナー

1つずつ解説していきます。

①ストッキングを履かないのはマナー違反

女性の面接時は、必ずストッキングを着用しましょう。

その理由は、ビジネスマナーとして、ストッキングを履かずにオフィスに行くことはマナー違反だから。

スカートの場合でも、パンツスーツの場合でもストッキングがビジネスマナーになります。

自分の肌の色にあったベージュ系のストッキングを履きましょう。

②足の保湿をする

ストッキングは、爪が伸びていたり、乾燥で伝線をしてしまいやすいです。

面接対策で、爪の手入れをするのは忘れない場合が多いですが、足の保湿ケアは忘れがち。

踵が乾燥していると、引っかかって伝線しやすいので、足の保湿を忘れずに行いましょう。

③伝線しても良いように予備を用意する

爪を切ったり、足の保湿をしても、ストッキングは伝線しやすいです。

その為、伝線しても良いように予備のストッキングをカバンに入れて置きましょう。

④足に傷がある場合は厚手のストッキングを履く

ストッキングは、脚を綺麗にみせるファンデーションな為、足に傷がある場合は、それが目立たない色味や厚手のものを用意しましょう。

25デニールで、明るい色味ではなく、ナチュラルな色味を選ぶと良いですよ。

どうしても、面接官の目が行きやすいような傷の場合は、パンツスーツを着用する方法もあります。

面接時におすすめなストッキング

1つずつ解説していきます。

①通年でおすすめストッキング

②冬におすすめストッキング

③夏におすすめストッキング

まとめ

面接は、髪型や服装と同じように足元もチェックされますので、清潔感のある身だしなみで行きましょう。

冬場で寒い場合は、温感ストッキングや足用カイロで調節し、パンツスーツを着用する場合でもストッキングは忘れずに！