労災の医療事務におすすめの本4選|レセプト・診療報酬請求を勉強したい人向け

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こんな悩みを解決できる記事を用意しました。

労災の医療事務を勉強するために本を探しているけれど、 「労災保険の仕組みがよくわからない」 「労災のレセプトや診療報酬請求を勉強できる本は?」 「整形外科で働くことになったけれど、労災について何から勉強すればいい?」 と迷っていませんか?

労災の医療事務では、一般的な医療事務の知識に加えて、労災保険の制度や診療費の算定、レセプト請求、窓口対応などについて知っておく必要があります。

また、勤務先によっては、自賠責保険や第三者行為、労災保険給付など、関連する制度について確認する場面もあります。

そのため、労災保険の基礎から学べる本だけでなく、診療報酬やレセプト請求、実務上の手続きについて詳しく書かれた本を、目的に合わせて選ぶことが大切です。

そこでこの記事では、医療事務歴15年以上の私が、労災の医療事務を勉強するときに役立つ本を4冊紹介します。

とめちゃん

労災の医療事務におすすめの本を、「何を勉強したいか」で比較できるようにまとめました。

本 こんな人におすすめ 学べること 特徴

よくわかる労災・自賠責請求
マニュアル

労災・自賠責の請求やレセプトを幅広く勉強したい人 労災・自賠責の制度、窓口対応、算定、請求、レセプト、各種書類など 実務に必要な内容を幅広く学びたい人向け

労災医療ガイドブック

労災医療について全体的に勉強したい人 労災医療の仕組み、診療費の算定、請求、各種給付など 労災医療を体系的に学びたい人向け

ひと目でわかる
労災保険給付の実務

労災保険の給付や手続きを勉強したい人 業務災害、通勤災害、第三者行為災害、各種給付の手続きなど 労災保険の給付・手続きを詳しく知りたい人向け

面白いほどよくわかる!
医療保険制度
vol.2労災保険に
関連する制度編

労災保険の基礎からやさしく学びたい人 社会保険の基礎、労災保険、医療費請求、関連制度など 制度の基本をやさしく確認したい人向け
労災の医療事務におすすめの本4冊【早見表】

など、今の自分に必要な本を探している方は、ぜひ参考にしてくださいね。

注意
※労災保険や診療報酬に関する書籍は改訂されることがあります。購入するときは、出版年月や最新版・改訂版の有無を確認することをおすすめします。

労災の医療事務ではどんなことを勉強する必要がある?

労災の医療事務では、一般的な医療事務の知識に加えて、労災保険に関する制度や診療費の請求について勉強します。

たとえば、

  • 労災保険の基本
  • 業務災害・通勤災害
  • 労災保険の給付
  • 労災診療費の算定
  • 労災のレセプト請求
  • 窓口対応
  • 各種請求・申請手続き
  • 自賠責保険
  • 第三者行為などの関連制度

などです。

労災の診療報酬は、一般的な健康保険による診療とは異なる部分があります。

そのため、実際に労災を扱うことになったら、まずは制度の基本を理解し、その後に算定やレセプト、窓口対応など、仕事で必要になる内容を少しずつ勉強していくとよいでしょう。

特に整形外科などでは、仕事中や通勤中のけがで受診する患者さんに対応することもあるため、労災保険の基本的な仕組みを知っておくと、窓口対応やレセプト請求について理解しやすくなります。

 

労災の医療事務の本を選ぶ3つのポイント

とめちゃん

労災の医療事務の本を選ぶポイントを3つ紹介します。

1つずつ解説していきます。

ポイント①労災保険の基本から勉強できる本を選ぶ

労災について初めて勉強する方は、いきなり細かな算定方法を覚えようとするより、まず労災保険の仕組みから理解するとよいでしょう。

業務災害と通勤災害の違いや、労災保険の給付、医療費の請求方法など、全体の流れがわかる本を選ぶと、その後の勉強もしやすくなります。

 

ポイント②診療報酬・レセプトを勉強できる本を選ぶ

医療事務として労災の請求を担当する場合は、制度だけでなく、労災診療費の算定やレセプト請求についても勉強する必要があります。

「労災保険について知りたい」のか、「労災のレセプトを作れるようになりたい」のかによって、選ぶ本も変わってきます。

自分が今必要としている知識を確認してから選びましょう。

 

ポイント③自分の仕事内容に合わせて選ぶ

労災の医療事務といっても、勤務先によって担当する業務は異なります。

たとえば、

  • 窓口対応を担当している
  • 労災の算定を担当している
  • レセプトを作成している
  • 労災保険給付について調べたい
  • 自賠責についても勉強したい

など、仕事内容によって必要な知識は変わります。

「労災の本だから」というだけで選ぶのではなく、今、自分が困っていることを勉強できる本を選ぶのがおすすめです。

 

労災の医療事務におすすめの本4選

ここからは、労災の医療事務を勉強するときに役立つ本を、目的別に紹介します。

「おすすめ順」ではなく、何を勉強したいかを基準に紹介しているので、自分に必要なところから選んでみてくださいね。

 

労災の医療事務におすすめの本4冊【早見表】

労災の医療事務におすすめの本を、「何を勉強したいか」で比較できるようにまとめました。

本 こんな人におすすめ 学べること 特徴

よくわかる労災・自賠責請求
マニュアル

労災・自賠責の請求やレセプトを幅広く勉強したい人 労災・自賠責の制度、窓口対応、算定、請求、レセプト、各種書類など 実務に必要な内容を幅広く学びたい人向け

労災医療ガイドブック

労災医療について全体的に勉強したい人 労災医療の仕組み、診療費の算定、請求、各種給付など 労災医療を体系的に学びたい人向け

ひと目でわかる
労災保険給付の実務

労災保険の給付や手続きを勉強したい人 業務災害、通勤災害、第三者行為災害、各種給付の手続きなど 労災保険の給付・手続きを詳しく知りたい人向け

面白いほどよくわかる!
医療保険制度
vol.2労災保険に
関連する制度編

労災保険の基礎からやさしく学びたい人 社会保険の基礎、労災保険、医療費請求、関連制度など 制度の基本をやさしく確認したい人向け
労災の医療事務におすすめの本4冊【早見表】

4冊を選ぶなら、こんなふうに考えてみてください。

  • 労災・自賠責の請求やレセプトまで実務的に勉強したい
    →「よくわかる労災・自賠責請求マニュアル」
  • 労災医療について幅広く体系的に勉強したい
    →「労災医療ガイドブック」
  • 労災保険の給付や手続きを詳しく勉強したい
    →「ひと目でわかる労災保険給付の実務」
  • まずは労災保険の基本をやさしく理解したい
    →「面白いほどよくわかる!医療保険制度 vol.2」

本によって扱っている内容や詳しさが異なるので、自分が今必要としている知識に合わせて選ぶと、勉強しやすいでしょう。

 

労災・自賠責の制度からレセプトまで幅広く勉強したい人向け

よくわかる労災・自賠責請求マニュアル(医学通信社)

こんな人におすすめ
  • 労災保険の基本から勉強したい方
  • 労災の算定・請求を勉強したい方
  • 労災のレセプト作成を勉強したい方
  • 自賠責についても勉強したい方
  • 労災の実務を幅広く確認したい方

「よくわかる労災・自賠責請求マニュアル」は、労災保険や自賠責保険の制度から、窓口対応、算定、請求、申請手続き、レセプト作成まで幅広く学べる本です。

現在掲載しているのは2026-27年版で、労災保険の独自点数や請求・算定、レセプト作成の事例、自賠責保険の請求などについて解説されています。

労災について一から勉強したい方だけでなく、実際に労災や自賠責の請求を担当していて、わからないところを確認したい方にも使いやすいでしょう。 

 

労災医療全般について勉強したい人向け

労災医療ガイドブック(公益財団法人 労災保険情報センター)

こんな人におすすめ
  • 労災医療について幅広く勉強したい方
  • 労災診療費の算定を勉強したい方
  • 労災に関する制度を詳しく知りたい方
  • 実務で必要な制度を調べたい方

「労災医療ガイドブック」は、労災医療について幅広く勉強したい方に向いている本です。

現在掲載しているのは改訂9版で、労災診療費の算定方法だけでなく、看護・移送の費用、柔道整復、はり・きゅう・マッサージ、二次健康診断等給付、アフターケア、義肢等補装具の支給制度なども扱っています。

レセプトだけに絞って勉強するというより、労災医療全般について知識を広げたい方に向いています。 

 

労災保険給付や手続きを勉強したい人向け

ひと目でわかる労災保険給付の実務(労働新聞社)

こんな人におすすめ
  • 労災保険給付について勉強したい方
  • 労災の手続きを詳しく知りたい方
  • 通勤災害や第三者行為災害について知りたい方
  • 労災に関する実務知識を増やしたい方

「ひと目でわかる労災保険給付の実務」は、労災保険給付に関する手続きを勉強したい方に向いている本です。

現在掲載しているのは令和8年版で、業務災害、複数業務要因災害、通勤災害、第三者行為災害など、労災保険給付に関する手続きについて解説されています。

診療報酬やレセプトそのものを詳しく勉強する本というより、労災保険給付の仕組みや手続きを確認したい方に向いています。

 

労災保険の基礎をやさしく勉強したい人向け

面白いほどよくわかる!医療保険制度 vol.2 労災保険に関連する制度編(Independently published)

こんな人におすすめ
  • 労災保険の基本から勉強したい方
  • 文章だけの専門書が苦手な方
  • 労災に関連する制度もまとめて知りたい方
  • イラストや図を使って勉強したい方

「面白いほどよくわかる!医療保険制度 vol.2 労災保険に関連する制度編」は、労災保険について基礎から勉強したい方に向いている本です。

労災保険制度だけでなく、公務災害、自動車保険、第三者行為、子どもの災害給付制度など、労災に関連する制度についても解説されています。

労災保険のレセプト請求や各種書類の記載例も掲載されています。 イラストや図を使って制度を整理しながら学びたい方にも向いているでしょう。

ただし、現在掲載しているのは2024年7月発行の令和6年度版です。

制度や請求方法などの最新情報を確認する場合は、現在の制度に対応しているかを確認してから購入してください。

 

Amazon Kindle Unlimited(読み放題の定額サービス)を試す方法もあり

電子書籍で試し読みしてから選びたい方は、Amazon Kindle Unlimited(読み放題の定額サービス)の対象作品を確認してみる方法もあります。

料金や無料体験期間、対象作品などは変更される場合があるため、利用前にAmazonで最新情報をご確認ください。

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労災の医療事務初心者なら、まずどの本を選ぶ?

4冊あると、「結局どれを選べばいいの?」と迷ってしまいますよね。 そんな方は、何を勉強したいのかで選んでみてください。

労災・自賠責の請求やレセプトを勉強したいなら

「よくわかる労災・自賠責請求マニュアル」 が向いています。

労災・自賠責の制度だけでなく、窓口対応、算定、請求、レセプト作成まで幅広く扱っているため、実務で必要な内容をまとめて勉強したい方に向いています。

労災医療全般を勉強したいなら

「労災医療ガイドブック」 を選ぶとよいでしょう。

労災診療費だけでなく、さまざまな労災医療について幅広く確認できます。

労災保険給付や手続きを勉強したいなら

「ひと目でわかる労災保険給付の実務」 が向いています。

労災保険給付について、実務で必要になる手続きを確認したい方におすすめです。

労災保険の基礎から勉強したいなら

「面白いほどよくわかる!医療保険制度 vol.2 労災保険に関連する制度編」 が候補になります。

労災だけでなく、関連する制度まで整理しながら勉強したい方に向いています。

ただし、制度や請求方法について確認する場合は、最新版や現在の制度に対応しているかを確認してください。

 

労災の医療事務の本に関するよくある質問

 

労災の医療事務では何を勉強すればいい?

労災の医療事務では、一般的な医療事務の知識に加えて、労災保険の制度、労災診療費の算定、レセプト請求、窓口対応、各種手続きなどを勉強します。 勤務先によって担当する業務は異なるため、最初からすべてを覚える必要はありません。 まずは労災保険の基本的な仕組みを理解して、実際の仕事で必要になった内容を一つずつ勉強していくとよいでしょう。

 

労災のレセプトを勉強できる本は?

労災のレセプトを勉強するなら、労災診療費の算定とレセプト作成について解説されている本を選ぶとよいでしょう。 今回紹介した中では、『よくわかる労災・自賠責請求マニュアル』や『面白いほどよくわかる!医療保険制度 vol.2 労災保険に関連する制度編』などで、労災のレセプト請求について扱われています。 ただし、レセプトの作成を勉強したいのか、労災保険の制度そのものを勉強したいのかによって、向いている本は変わります。

 

労災の診療報酬は普通の健康保険と違いますか?

労災保険による診療には、健康保険による診療とは異なる仕組みや請求方法があります。 そのため、普段は健康保険のレセプトを担当している方でも、労災を扱うことになった場合は、労災独自の制度や算定方法を確認する必要があります。 労災のレセプトを担当することになったら、まずは労災保険の基本と請求の流れから勉強すると理解しやすいでしょう。

 

労災の医療事務は未経験でもできますか?

労災を扱う医療事務の仕事でも、未経験から始められる求人はありますが、必要な知識や経験、教育体制などは勤務先によって異なります。 医療事務が未経験の方は、まず一般的な医療事務の基礎を勉強し、そのうえで労災保険について学んでいくとよいでしょう。 すでに整形外科などで働いていて、これから労災を担当する方は、労災の制度や請求方法から勉強すると実務につなげやすくなります。

 

整形外科の医療事務にも労災の知識は必要?

整形外科では、仕事中や通勤中のけがなどで受診する患者さんに対応することがあるため、勤務先によっては労災保険について知っておく必要があります。 ただし、すべての整形外科で同じ業務を担当するとは限りません。 整形外科の医療事務として働いていて、労災の受付や請求を担当することになった場合は、まず労災保険の基本的な仕組みと請求の流れを勉強しておくとよいでしょう。 整形外科の医療事務について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。 →「整形外科医療事務の本おすすめ19選|初心者・未経験者向けに算定・レセプト本も解説」

 

労災の医療事務の本は、目的に合わせて選ぼう

とめちゃん

労災の医療事務を勉強するときは、最初から専門書を何冊も購入する必要はありません。

まずは、

  • 労災保険の基本を知りたい
  • 労災の算定を勉強したい
  • レセプト請求を勉強したい
  • 労災保険給付について知りたい
  • 自賠責についても勉強したい

など、自分が今必要としている知識を整理してから本を選ぶとよいでしょう。

また、労災保険や診療報酬、請求方法などに関する本は、制度の改定などに合わせて内容が更新される場合があります。

実務で使用する本を購入するときは、できるだけ最新版・改訂版かどうかを確認してください。

今回紹介した4冊も、それぞれ得意としている分野が違います。

労災・自賠責の請求を幅広く勉強したい方、労災医療について詳しく知りたい方、労災保険給付について調べたい方、基礎からやさしく勉強したい方など、自分の目的に合った本を選んでみてくださいね。

また、整形外科で労災を扱う方は、労災の本だけでなく、整形外科の疾患や検査、処置、リハビリ、レセプトについて勉強できる本も役立ちます。

自分が今わからないことを一つずつ勉強しながら、必要な知識を増やしていきましょう。

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