医療事務にとって内科は大変?覚えることが多くて難しい?

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医療事務歴約20年、アラフォー1児のママで、元医療事務です。

面接受付担当も経験、陰の採用担当者でした!

こんな悩みを解決できる記事を用意しました。

私は、総合病院・調剤薬局・整形外科・内科と働いてきて、どこでも楽ではなく、大変だったことも沢山あって、比較的大変で難しいことと思う事ですので、ご了承ください。

記事の前半では『医療事務にとって内科は大変で難しい理由』を解説し、

後半では『内科は医療事務にとって勉強になることもある』『内科の医療事務に向いている人』について紹介するので、参考にしてくださいね!

この記事を読み終えることで、医療事務にとって内科の何が大変で難しいのかが分かると思います。

ただ、医療事務の基礎知識がないと、どんな診療科でも大変なので、自分で勉強は必要ですよ。

独学で医療事務の勉強をするのが難しいのであれば、医療事務講座の受講を検討してみよう!

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医療事務にとって内科は大変で難しい理由

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何処の医療機関も診療科も、それなりに大変なことが多いです。

実際に医療事務にとって、内科の大変だと思うところを紹介しますね。

患者対応が大変で難しい

内科の患者対応だけが難しい訳ではないですが、患者対応は難しいです。

現に内科の患者さんは、高齢者が多く、字が見えずらかったり、耳が遠かったり、コミュニケーションを取るのが難しいことも多いですね。

その為、家族の方と一緒に来院される場合は、家族の方に伝えれば伝わりやすいこともありますが、高齢者の患者さん1人で来院された場合は、理解してもらうのに時間が掛かることもあります。

内科の患者来院数が多くて大変

内科は、定期的に処方薬を貰いに来る患者さんが多く来院されます。

その為、最初は患者来院数の多さに、仕事をこなさなけらばならないプレッシャーに大変さを感じることもあるかな。

また、待合室に患者さんが沢山待って居ると焦ってしまう事もあるので、焦らず丁寧にスピードを求められることも多く、深呼吸をして落ち着いて仕事を行うことが大切です。

内科は新患や急患も多くて大変

新患や急患の場合は、問診票の記載、保険の確認、カルテを作成をして、診察までに時間がかかります。

その為、診療受付時間ギリギリに来院され、検査を行うと、受付・医療事務は残業確定ですね。

その理由は、医療事務は患者さんが会計を終えて、医療機関を出るまで帰れないから。

なので、医療事務になったら、医師や看護師より医療機関にいる時間が遅くなる覚悟を!

公費の医療の種類が多くて覚えるのが大変で難しい

内科は、様々な公費の医療証をみることが多いです。

よくみる医療証は

  • 〇乳
  • 〇子
  • 〇障
  • 〇親
  • 特定疾患医療受給者証
  • 大気汚染
  • 人工透析
  • 生活保護
  • 32条
  • 34条

など、他にもありますが、よくみる医療証は『どんな場合に使用出来て、どんな場合は使用できないのか?』覚えないと公費を使用して計算ができませんので、覚えるのが大変で難しいと思います。

また、2つの医療証を持っている場合は『どちらを使用すれば良いのか?』を判断するのに病名と治療内容をみる必要がありますよ。

内科の算定方法を覚えるのが難しい

内科は、患者さんによって治療が違うことが多く、算定方法を覚えるのが大変です。

その理由は、検査だけでも血液検査も何種類も行いますし、病名によって血液検査を指導料で算定するものもあるから。

また、同日算定不可や同月算定不可のものも多く、カルテの日付をみながら計算をすることもありますね。

更に、内科でも医師が『呼吸器内科の専門医なのか』『循環器内科の専門医なのか』『消化器内科の専門医なのか』によって、行う検査や治療が違うので、そこの医療機関の特徴を覚えるまで時間がかかりますよ。

感染リスクがあって大変

内科は、感染症の疑いがある方も多く来院されます。

その為、医療事務も感染リスクがあるかもしれない危機感をもって働いている方が多いですし、家族に反対されていると働き続けることが難しくなることもありますね。

なので、自分の体を守る為に、定期的な手洗いうがいや消毒を、定期的に自分で気にしながら行う必要があるかもしれません。

内科は医療事務にとって勉強になることもある

内科の医師は、様々な患者さんの主治医になっている場合が多いです。

その為、患者さんが症状を受付で訴えるのを何度も聞いていると、どの診療科にかかった方が良いのか?だんだんわかってきます。

患者

包丁でケガをしたので診て頂きたい

⇒それは外科なのでは?

患者

転んだので先生に診て頂きたい

⇒それは整形外科なのでは?

患者

頭をぶつけたので診て頂きたい

⇒それは脳外科なのでは?

と思いますが、内科の症状じゃなくても、患者さんは主治医に診てもらいたくて来院をされている場合があるんですよね。

その都度、医師に確認をして、医師の指示を貰い、患者さんに伝えないと、患者さんは納得をしないことが多い。

なので、医療機関に来院されたり、電話を掛けてきて医師に相談をしたい患者さんは、主治医に相談をしたいのであって、医療事務に相談をしたいわけではないので、患者対応の難しいところですよね。

例え、医療事務が答えを知っていても「医師に確認をしました。」の答えを患者さんは求めていることを忘れないことが大切でよ。

どのような人が内科の医療事務に向いている?

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上記に書いた理由から、内科の医療事務に向いている人はどんな人なのかを紹介します。

  1. 高齢者の対応に抵抗がなく好きな人
  2. 患者数の多さに対応出来る人
  3. 様々な公費を覚えることに抵抗がない人
  4. 内科の算定に興味があり人
  5. 家族から内科で働くことに反対されていない人

内科の医療事務は、高齢者の患者さんが多く来院されるので『ゆっっくり話せる』『大きな声で伝えられる』『はっきりと話が出来る』ことを求められる場合が多いです。

また、内科は、様々な公費の医療証を持ってこられる方が多いので、医療証を覚えたり、検体検査や生体検査など覚えたり、慣れるまでは混乱することもあるので、それを乗る超えられる覚悟がある人が続けられます。

そして、内科は、他の診療科よりも感染リスクが高いので、家族から内科で働くことを反対される場合もありますので、家族との相談も大切ですよ。

まとめ:内科の医療事務は様々な患者さんと接するので勉強になる

上記で紹介した『医療事務にとって内科は大変で難しい理由』と『内科は医療事務にとって勉強になることもある』『内科の医療事務に向いている人』を参考にしてみて下さい!

  1. 医療事務にとって内科が大変で難しい理由『患者対応が大変で難しい』『内科の患者来院数が多くて大変』『内科は新患や急患も多くて大変』『公費の医療の種類が多くて覚えるのが大変で難しい』『内科の算定方法を覚えるのが難しい』『感染リスクがあって大変』
  2. 内科の医療事務になるとだんだん何科に受診をした方が良いのかが、わかって来る
  3. また、『高齢者の対応に抵抗がなく好きな人』『患者数の多さに対応出来る人』『様々な公費を覚えることに抵抗がない人』『内科の算定に興味があり人』『家族から内科で働くことに反対されていない人』が内科の医療事務に向いている

あくまでも私の経験上ですので、ご了承ください。

あなたがどんなタイプの人なのか?によって、内科の医療事務に向いているのか、向いていないのかが違うと思います。

その為、患者来院数が多くても対応ができ、様々な公費の医療証を覚えることに抵抗がなく、内科の算定に興味があるのであれば、面接を受けてみよう!

ただ、医療事務の基礎知識がないと、医療事務になった時に覚えることが多すぎて、キャパオーバーになってしまう事もあるので、医療事務講座で勉強をしてから、医療事務の面接にチャレンジしてみると良いですよ。

講座は、無料で医療事務講座の資料請求をすることが出来るので、比較をしてから自分にあった講座の受講がおすすめです!

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