医療事務にとって精神科は大変?楽?向いている人は?クリニック編

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医療事務歴約20年、アラフォー1児のママで、元医療事務です。

面接受付担当も経験、陰の採用担当者でした!

こんな悩みを解決できる記事を用意しました。

私は、総合病院・調剤薬局・整形外科・内科と働いてきて、どこでも楽ではなく、大変だったことも沢山あって、比較的楽なのかな?と思う事ですのでご了承ください。

記事の前半では『医療事務にとって精神科は大変で難しい理由』を解説し、

後半では『精神科は医療事務にとって楽だと言われる理由』『精神科の医療事務に向いている人』について紹介するので、参考にしてくださいね!

この記事を読み終えることで、医療事務にとって精神科の何が大変で、何が楽だと言われている理由が分かると思います。

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医療事務にとって精神科は大変で難しい理由

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何処の医療機関も診療科も、それなりに大変なことが多いです。

実際に医療事務にとって、精神科の大変だと思うところを紹介しますね。

患者対応が大変で難しい

精神科・心療内科の患者対応だけが難しい訳ではないですが、様々な理由があって通院されている場合が多く、患者対応は難しいですね。

実際に、精神科・心療内科の場合は、患者さんが話を聞いてもらいたくて話しかけてくることも多く、相槌をして聞いてあげることを求められることもあります。

その為、医療事務が自分の仕事を後回しになってしまう事もあるので、医療事務からの声掛けは『必要最低限で確認事項だけを聞く』と決めておいた方が良いかもしれません

薬の種類が多くて覚えるのが大変

精神科だけではないですが、よく処方される薬の種類が多いので、薬と病名をセットで覚えるまでが大変です。

また、新薬、向精神薬は日数制限がありますので『どの薬が新薬なのか?』『どの薬が向精神薬なのか?』を自分が勤めている医療機関が処方している薬を理解している必要があります。

その為、ノートによく処方される薬と病名を記載して、算定時によく確認をして覚えましょう!

精神科関係の書類の種類が多く覚えるのが大変

精神科の受付は、他の診療科よりも、たくさんの書類をみることが多いですね。

また、書類によって作成料金も違ってくるので、気を付けましょう。

たまに、診断書作成に料金が掛かることを知らない患者さんも居られますので、料金が掛かる診断書の場合は、患者さんに説明も必要です。

  • 診断書
  • 障碍者手帳の申請
  • 自立支援医療制度の申請

実際に、出来上がった書類に不備がないかの確認を医療事務が行う事も多いので、細かいチェックが苦手な方は大変かもしれません

作成した書類に不備がないか?確認を医療事務が行う事もあります。

自立支援医療制度を覚えるのが大変で難しい

自立支援医療制度を簡単に説明すると

『精神疾患で通院中の患者さんが、指定病院で精神疾患い関する診療、投薬、訪問看護、精神デイケアなどを受けた場合に、世帯収入ごと1割負担になり、自己負担限度額を超える部分を自立支援医療制度でみる制度です。』

実際に、レセコンや電子カルテに、自立支援医療制度のコードと自己負担限度額を入れると自動計算をしてくれると思いますが、たまに計算が上手く行かないこともあるので、医療制度を覚える必要があります。

その為、医療保険制度を知っていて、自立支援医療制度を覚える必要があるので、慣れるまではややこしいと思いますよ。

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精神科は医療事務にとって楽だと言われる理由

覚えてしまえば、どの診療科も楽かも!と感じることも多いです。

どんなこともそうですが、覚えるまでは大変なんですよね。

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実際に、他の診療科に比べると、医療事務にとって精神科は楽だ!と言われる理由を紹介します。

完全予約制の場合が多いので楽

精神科・心療内科は、事前予約の完全予約制の場合が多いですので、医療事務にとっては楽です。

その理由は

  • 本日の来院人数を事前に把握できる
  • 来院予定の患者さんのカルテや必要な物を準備出来る
  • 事前に手がすく時間がわかるので、やらなければならない仕事が出来る

本日の来院人数を事前に把握できる

完全予約制だと、事前に人数を把握できるので、医療事務の心の準備が出来ます。

その理由は、事前に来院人数を把握していると、自分のペースで仕事がしやすいので、混雑をしている診療科が苦手な人は、精神科・心療内科の医療事務に向いていると思いますよ。

また、次回の予約を『診察時にとっている場合』『ネットで予約を患者さんがとる場合』は電話対応は少ないですが、電話で予約をとる場合は、医療事務の電話対応には追われることもありますので、そこは臨機応変に出来るようになると良いでしょう。

来院予定の患者さんのカルテや必要な物を準備出来る

今は、電子カルテが普及をしているので、紙カルテのように事前準備をすることが減りましたが、精神科の場合は、診察に必要な書類がある場合も多いので、完全予約制だと、前日に用意することができ、当日慌てずに済みます。

その為、きちんと自分のペースで仕事がしたい方は、向いていると思います。

事前に手がすく時間がわかるので、やらなければならない仕事が出来る

『明日のこの時間は予約がないから、〇〇をしよう!』と前の日に計画することが出来ます。

  • 医療券が届いているかチェックする
  • 自立支援医療制度の書類をチェックする
  • 電話を掛ける必要があるものを確認する
  • レセプトチェックをする
  • 掃除をする

他にも色々、患者さんが居ない時にしなければならない仕事があるので、完全予約制の場合は、それを空いている時間に行うことを決めれますね。

実際に、医療事務は雑用の仕事も多いので、診療がない時間を利用して診療中に出来ない仕事を行っています。

算定項目が決まっている場合が多いので楽

精神科の薬は処方箋で発行される場合が多く、算定項目が決まっている場合が多いです。

  • 初診料
  • 処方箋料
  • 通院精神療法(60分以上行った場合)

  • 再診料
  • 処方箋料
  • 通院精神療法(30分以上の場合)

  • 再診料
  • 処方箋料
  • 通院精神療法(30分未満の場合)

これに『血液検査を行う場合』や『通院精神療法の代わりに認知療法・認知行動療法』を行う場合もあり、処方箋料は処方の薬の種類にとよって点数が違ってきますね。

その為、血液検査を行った場合は、算定時に少し戸惑うこともありますが、それ以外は算定するものが決まっているので落ち着いて計算することが出来るので、初心者向けかもしれません

診療時間内に診察が終わる場合が多いので楽

精神科・心療内科は、完全予約制の場合が多いので、急患を診察することが少なく、診療時間内に診察が終わる場合が多いので、診療時間が押してしまって残業になることも少ないです。

しかし、レセプト時期は残業が有ると思いますが、それ以外の診療が終わらず残業になることは他の診療科に比べると少ないので、残業を行いたくなくて医療事務の仕事をしたい方向けかもしれません

どのような人が精神科の医療事務に向いている?

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上記に書いた理由から、精神科の医療事務に向いている人はどんな人なのかを紹介します。

  1. 医療事務の初心者
  2. 毎日残業をせず決まった時間に帰宅をしたい人
  3. 精神科の算定に興味がある人

精神科の医療事務は、完全予約制の場合が多いので、患者対応も1人1人行えるので、他の診療科よりかは初心者向けだと思います。

また、診療時間内に診療が終わることも多いので、毎日残業をせずに決まった時間に帰宅をしたいけど、医療事務にもなりたい方も向いていると思います。

しかし、診断書作成が多いことや自立支援医療制度を理解していないと算定ミスにつながるので、精神科の算定に興味があり、覚えたいと思う意思がないと続けて行くのは難しいかもしれません。

まとめ:精神科の医療事務は患者対応が大変で難しい

医療事務にとって精神科が大変で難しい理由

  1. 『患者対応が大変で難しい』
  2. 『薬の種類が多くて覚えるのが大変』
  3. 『精神科関係の書類が多く覚えるのが大変』
  4. 『自立支援医療制度を覚えるのが大変で難しい』

精神科が医療事務にとって楽だと言われる理由

  1. 『完全予約制の場合が多いので楽』
  2. 『算定項目が決まっている場合が多いので楽』
  3. 『診療時間内に診察が終わる場合が多いので楽』

その為『医療事務の初心者』『毎日残業をせず決まった時間に帰宅をしたい人』『精神科の算定に興味がある人』が精神科医療事務に向いている

あくまでも私の経験上ですので、ご了承ください。

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